10年単位100年単位でみる世界史まとめブログ

世界史を初めて学ぶ方のために、地域ごとに18世紀までは100年単位、19世紀以降は10年単位でまとめたブログです。わたしも世界史を勉強し始めたばかりなので一緒に勉強できればと思います。HPを開設しました。https://sekaishiotaku.com/

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

1970年代の日本 昭和 田中角栄とアメリカの親中政策

パンダ来日 70年大阪万博が開かれる。学生運動は沈静化する一方、日本赤軍のテロ事件が起きる。スーパーマーケットやマンションが増える。電卓が普及し始める。炭鉱が次々閉山される。

1960年代の日本 昭和 池田勇人の所得倍増計画と東京オリンピック

1960年代の日本は、高度成長期の真っ只中である。64年に東京オリンピック、70年には大阪万博が控えており、東海道新幹線などのインフラ整備が進んだ。インスタントラーメンが普及したのもこの時期である。カラーテレビや冷蔵庫などの家電の普及率も高まった。

1950年代の日本 昭和 吉田茂、鳩山一郎、岸信介 朝鮮戦争と自民党誕生、そしてALWAYS三丁目の夕日

1950年代の日本は、ALWAYS三丁目の夕日の世界である。朝鮮戦争によって、戦争特需が始まった。高度成長がはじまったのもこのころである。アメリカ文化が数多く流入した。日本初のスーパーマーケット紀ノ国屋が登場したのもこのころである。テレビの本放送も…

1940年代の日本 昭和 太平洋戦争下の日本

39年に始まったヨーロッパの第二次世界大戦は、ドイツが優勢で始まった。40年にはフランスはドイツに降伏した。日本は、ドイツ・フランス戦に呼応する形でベトナムなどのアジアのフランス植民地へ侵攻した。

1930年代の日本 昭和 太平戦争前夜 満州事変で国際的に孤立する日本

30年代の日本経済は、29年の世界大恐慌が不況下の日本に追い打ちをかけていた。そのような中、高橋是清が大蔵大臣(今の財務大臣兼金融庁長官)に就任。金本位制を取りやめ円安誘導による輸出拡大、財政出動を行い不況から脱した。しかし、イギリス・フラン…

1920年代の日本 大正から昭和へ 普通選挙と軍縮、そして関東大震災により長期不況が始まる。

第一次世界大戦後、世界的な戦争を嫌う世論が形成された。とくに当時の主要国イギリス、アメリカ、日本は議会の発言力が強くイギリス、アメリカはすでに普通選挙(財産による選挙権の制限がない選挙)が実施され、日本も25年に普通選挙法が成立していた。 こ…

1910年代の日本 明治から大正へ 大戦景気に沸く日本、世界のリーダーに仲間入り

1912年、明治から大正に代わる。 1914年第一次世界大戦がおこる。日本は、イギリス・ロシアの三国協商側で対ドイツに参戦。中国や太平洋のドイツ権益を攻めた。 この時、日本は、清王朝を倒した中華民国の袁世凱政権に対し、清王朝と結んだ日本の権益の継続…

1900年代の日本 明治(日露戦争) 明治政府の政治課題、ロシア戦に勝利

1900年に清でおきた義和団事件は、列強により鎮圧された。北京には各国の軍隊が駐屯するようになる。もちろん、この主力は日本とロシアである。 このころ、イギリスは南アフリカ戦争などの植民地の反乱で苦しくなり、東アジアの防衛まで手が回らなくなってい…

1890年代の日本 明治(日清戦争) 国民軍体制の日本が傭兵軍団の清を破る。

朝鮮の独立をめぐり、日清戦争がおこる。戦力は圧倒的に清が優勢であったが、清軍はほぼ傭兵で忠誠心が低く、明治維新で国民軍体制を確立した日本が勝利した。日清戦争に勝利すると、清の最後の冊封国朝鮮を独立させ、清からは多額の賠償金とともに台湾と朝…

1880年代の日本 明治 アジア初の国会開設のために奮闘した伊藤博文

1880年、国会開設デモをうけて、明治天皇は10年後に国会開設の詔を発布した。明治新政府はこの10年の政治課題は、国会開設のための憲法制定となった。当時の政治の中心物は伊藤博文であった。伊藤博文はみずからヨーロッパに憲法調査に向かった。伊藤博文が…

1870年代の日本 明治 職業軍人の武士からナポレオン型国民軍体制へ、

明治新政府の下、次々政治改革が行われる。中央集権化を進める廃藩置県。税制改革(地租改正)。徴兵制の導入などである。1800年代のナポレオン戦争で国民軍の強さが認められ、武士による職業軍人の世界から国民軍体制への移行が求められた。また、産業革命…

1860年代 幕末 幕末の英雄たちは日本海に進出するロシアから日本をいかに守ろうとしたか。

いわゆる幕末は、この時代である。この激動な時代について書かれた本は多いのであっさりと進めさせて頂きます。 このとき、徳川幕府は、天皇に征夷大将軍の地位を返上し、江戸を無血開城した。これにより、明治新政府が樹立した。明治新政府は京都では、江戸…

1850年代の日本 開国 クリミア戦争と蒸気船に乗ってきたペリー

アヘン戦争で勝利したイギリスとオホーツク海まで進出したロシアが54年ヨーロッパでクリミア戦争が勃発。その影響は東アジアまで波及した。そのため、両国は日本の開港を必要としていた。また、一方で、太平洋岸のカリフォルニアまで進出したアメリカも太平…

1840年代の日本 開国前夜 アヘン戦争と遠山の金さん

日本最強の将軍で化政文化の象徴である徳川家斉がなくなる。老中水野忠邦は、物価の安定化、財政改革、とともに、芝居などの江戸文化の取り締まりを行った(寛政の改革)。これに反発したのが江戸の町奉行遠山金四郎である。かれは、のちに遠山の金さんとし…

1830年代の日本 家斉バブルの終焉

江戸時代の日本は、化政文化バブルが終わりを告げた。原因は天保の大飢饉(米の不作)である。大阪の大塩平八郎の乱などの暴動(一揆や打ちこわし)が頻発した。そのような中、水野忠邦が老中になる。 25年に出された異国船打払令は大きな問題を発生させた。…

これまでの復習と今後の予習

こんばんは、sekaishiotakuです。 これまでの日本の歴史をタイトルのみ並べてみました。(今日、こっそりタイトルをかえています。)これを見るだけでも日本の流れがわかってもらえると思います。

コラム 世界史の勉強法(なぜこのブログを始めたのか)

おはようございます!sekaishiotakuです。 いよいよ来週は、幕末に入っていきます。ただ、このブログは幕末だとか、戦国時代とか人気のある場面だとしても特段深入りするわけではないので期待をしないでください。 いつもは、平日の朝しかアップしないですが…

1820年代の日本 ドイツ人医学者シーボルトが見た日本

1820年代の徳川幕府の日本は、徳川家斉の親政のもと。化政文化と好景気を享受していた。 このころ、ドイツ人医学者シーボルトが来日。当時のドイツは統一的な王朝はなく、ナポレオン戦争で成立したプロイセンを中心とするプロイセン関税同盟とのちにハプスブ…

1810年代の日本 家斉バブルとナポレオン戦争の終結

1810年代の徳川幕府の日本は、徳川家斉の親政のもと化政文化と好景気を享受していた。そのころ日本海で商船がロシア人にとらえられる事件が発生。当時のロシアは、アレクサンドル1世のもとナポレオン戦争の真っ最中であった。 15年にナポレオン戦争が終結し…

1800年代の日本 家斉バブルに沸く江戸とナポレオン戦争の裏でイギリスが暴れる長崎

江戸時代の日本は、緊縮財政の松平定信が引退し、11代将軍家斉の親政が始まる。松平定信時代には制約されていた商業活動が自由になり、景気は良くなり、歌舞伎や浮世絵などに代表される江戸を中心とした町人文化(化政文化)が花開く このころ、北海道(蝦夷…

18世紀の日本 江戸時代後期 異国船対応と財政難に対応する江戸幕府

18世紀は、5代将軍徳川綱吉~11代将軍家斉の時代である。 犬将軍こと第5代将軍綱吉の時代には、忠臣蔵で有名な赤穂浪士の討ち入り事件が起こる。生類憐みの令がだされたのもこの時代で、財政政策では、財政難を乗り切るため、貨幣の乱発を行い、インフレが起…

17世紀の日本 江戸時代初期~中期 独立戦争中のオランダと手を組む徳川家康

17世紀~1868年までが江戸時代である。17世紀は、初代徳川家康~5代徳川綱吉の時代である。 豊臣秀吉の死後、関ヶ原の戦いで勝利した徳川家康は、江戸幕府を開いた。 江戸幕府は、地方は統治を大名にまかせ、税金も大名に納付させる事実上独立国のような状況…

16世紀の日本 戦国時代 織田信長を大航海時代、鉄砲と石見銀山

16世紀は戦国時代であり、織田信長や豊臣秀吉が活躍したのもこの時代である。この時代、ヨーロッパでは大航海時代で、おもにスペインポルトガルが世界を席巻した時代である。16世紀は、日本もヨーロッパも宗教的に大転換期にあった。日本では織田信長が比叡…

15世紀の日本 室町時代 武家と公家の融合の象徴、金閣寺、銀閣寺

15世紀は室町時代であり、この時代に戦国時代が始まる。 15世紀になり、北京の永楽帝がクーデターで明皇帝に即位すると、周辺国に朝貢を求めた。足利義満は、これを快諾し朝貢貿易を始め、経済力を得た。これを背景に北山文化が始まった。金閣寺はその一例で…