1960年代の日本 昭和 池田勇人の所得倍増計画と東京オリンピック
1960年代の日本は、高度成長期の真っ只中である。64年に東京オリンピック、70年には大阪万博が控えており、東海道新幹線などのインフラ整備が進んだ。インスタントラーメンが普及したのもこの時期である。カラーテレビや冷蔵庫などの家電の普及率も高まった。
60年、岸信介の安保改定で学生運動が盛んになっていた。同年、池田勇人が所得倍増計画を発表。
61年、キューバ危機回避(米ソがキューバ問題で対立、核戦争直前まで緊張が走ったが何とか回避した。)
64年、沖縄返還を実現した佐藤栄作が内閣総理大臣になる。ベトナム戦争が泥沼化する。日本でも、学生を中心に反戦運動がおこる。そのような中、65年日韓基本条約が成立。67年非核三原則を表明した。
文化としては、ビートルズ来日をきっかけにグループサウンズブームがおこる。堺正章のザ・タイガースなど。
映画全盛期でもあり、石原裕次郎、高倉健などが活躍した。
坂本九が「上を向いて歩こう(SUKIYAKI)」で日米でヒットチャート1位を獲得。
巨人軍のV9が始まる。