2018-01-01から1年間の記事一覧
2日目は、カンボジアの歴史です。3世紀ごろから海上貿易で栄え、12世紀には全盛期を迎える。しかし、その後は、東のベトナムや西のタイの侵攻に耐え続ける。18世紀半ば、ナポレオン3世のフランスがベトナムに侵攻するとフランスの保護国になる。第二次世界大…
ベトナム ベトナムは、半島部に東側にあり、南シナ海に面している。中国と国境を接している。紀元前1世紀~10世紀までの1000年間中国の支配下にあった。10世紀唐王朝が滅亡すると、独自の王朝が成立した。1860年代、フランスのナポレオン三世が進出。フラン…
東南アジア こんばんは、sekaishiotakuです。 2018年は、良い年でしたか。 年末年始は、中国史を中断して、東南アジア史を1週間集中的にやっていこうと思います。 国別にみていこうと思います。 30日 ベトナム 31日 カンボジア 1日 タイ 2日 ミャンマー 3日 …
中国分割の状況 1890年代の清王朝は、衰退期にあった。95年、日清戦争で日本の明治政府に敗北。帝国主義時代に入ったヨーロッパ諸国は、この結果を受けて清王朝の半植民地化をはじめる。(中国分割)。清王朝の光緒帝は、日清戦争の敗北をうけて、康有為らの…
義和団事件鎮圧にむかう8か国連合軍 1990年代の清王朝はすでに末期に入っていた。義和団事件で半植民地化から脱しようとしたが失敗。首都北京に各国軍隊が駐屯するようになる。日露戦争が始まるが、清王朝は中立を保つ。政治面では、1890年代にとん挫した立…
ラストエンペラー溥儀 1910年代、ついに清王朝は孫文ら革命勢力によって倒される。しかし、革命勢力は権力を握ることはできず、袁世凱ら旧漢人官僚が支配するようになる。袁世凱の新政権に最初に降りかかった課題が第一次世界大戦である。新政権はイギリス、…
蒋介石 1920年代の中国は、戦乱で荒れていた。日本は第一世界大戦で得た山東半島の権益をワシントン会議で返還した。19年に再結成した中国国民党と、21年に結成された中国共産党は、24年、列強と結びついた軍閥を一掃するため、第一次国共合作を行い、北伐(…
日中戦争 1930年の中国は、中華民国は蒋介石の国民党が権力を握っていた。31年、中国南部で毛沢東が共産党政府を成立させた。中国東北部では、31年満州事変が勃発。翌32年には日本軍の支援の下、満州国が独立。当初、国民党政府は共産党政府の攻撃を重視した…
毛沢東 1940年の中国は、日中戦争下にあった。そのため、英米が支援する国民党とソ連が支援する共産党が連携して日本と戦っていた。45年日本が敗戦。国民党と共産党による内戦が再開。経済失政で国民の支持を得られなかった国民党が敗北。1949年中華人民共和…
大躍進政策下の中国 49年10月に成立した中華人民共和国は、国家主席を毛沢東、首相を周恩来として、北京を首都として成立した。もちろん、スターリン政権下のソ連はこれを支援した。一方、朝鮮半島では、ソ連が支援する北朝鮮とアメリカが支援する韓国が48年…
文化大革命時の周恩来氏 60年の中国は、「大躍進」政策の失敗で毛沢東らは失脚。劉少奇、鄧小平ら修正派が政権を担っていた。外交では、53年スターリンの死によって政策を転換したソ連(のちのロシア)と対立。 国内では、修正派政策に不満を持つ勢力により6…
ニクソン大統領 1970年代の中国は、内政的にも外交的にも転換期にあった。内政的には、建国の父毛沢東の死により、文化大革命が終了した。一方で、外交的には、ニクソン訪中や田中角栄の日中平和条約により、日本やアメリカなどの西側諸国の関係改善が進んだ…
鄧小平像 76年の毛沢東、周恩来の死により、鄧小平ら経済改革を進める修正派が台頭した。
天安門広場 鄧小平の開放経済政策が進む中、学生や知識層の中から政治的民主化を求める動きがおこった。つまり、中国共産党の一党独裁の打破である。その原因は、開放経済政策による物価高騰と私服を肥やす特権階級への批判であった。
返還された香港 天安門事件の影響で総書記に就任した江沢民総書記は、鄧小平の経済改革政策を継続した。一方で、天安門事件の影響で国際的に孤立していた。その打開として、東南アジア諸国との国交正常化や天皇訪中を実現した。97年、イギリスから香港が返還…
北京オリンピック 2002年、江沢民総書記の引退を受けて胡錦涛氏が中国共産党の総書記の地位に就いた。胡錦涛総書記は、急速な経済成長を実現し、2008年北京オリンピックを開催した。
経済発展著しい上海 2010年、上海で万博が開かれた。この年、GDPは、日本を抜いて世界第2位の経済大国となった。2012年、共産党総書記は、胡錦涛氏から習近平氏へ移った。
中国 国旗 Youtubeで入手した情報で、日本史は現代からさかのぼったほうが興味が入って頭に入りやすいとのこと。今回から、現代から古代へ向かっていく形で作成していこうと思います。例によって実際にはタイトルを変えるかもしれませんがご容赦ください。 …
こんばんは、sekaishiotakuです。日本史編はいかがだったでしょうか。「ざっくりと」表題をうっているわりには、深入りしすぎたかもしれません。 来週から、中国史編に入ります。なぜ2回目に中国史を選んだかというと、西洋史よりも私的にわかりやすいと思っ…
SNS 2010年代になると、回線費用大幅下落とスマホの普及により、SNSが流行。ブログやファイスブック、youtubeはその一例である。そのため、趣味に特化した消費が増えてくる。女性アイドルがマニア度を全開に出してくる。鉄道アイドルなどがその一例である。…
六本木ヒルズ 2000年代の流行の特徴は、格差社会の象徴となった。低価格ファッションのユニクロと金持ちの象徴である六本木ヒルズである。お笑いでは、M-1やエンタの神様など80年代の集団コント型から、漫才などのネタ勝負型になった。音楽では、宇多田ヒカ…
バブル崩壊 90年代初頭はバブルの影響を受けた文化であった。ジュリアナ東京やティラミスブームが広がった。月9に象徴されるトレンディドラマ(東京ラブストーリーなどの最新トレンドを取り入れた恋愛ドラマ)も次々作られる。宮沢りえなどの女優が活躍した。…
消費税導入 1989年は激動の年である。1月に昭和天皇が崩御。自粛ブームが広がった。4月消費税が導入された。同じ月、リクルート事件が発覚。55年体制の崩壊のきっかけになった。12月には、日経平均は史上最高値4万円近く(2018年11月は2万円強)まで行った。…
バブルに浮かれる日本 80年代初頭、田中角栄の列島改造計画の下、東北新幹線、上越新幹線が開通した。松田聖子やおニャン子クラブなどのアイドルブームがはやる。一方で、明石家さんまやビートたけしなどのお笑いブームがおこる。俺たちひょうきん族や笑って…
パンダ来日 70年大阪万博が開かれる。学生運動は沈静化する一方、日本赤軍のテロ事件が起きる。スーパーマーケットやマンションが増える。電卓が普及し始める。炭鉱が次々閉山される。
1960年代の日本は、高度成長期の真っ只中である。64年に東京オリンピック、70年には大阪万博が控えており、東海道新幹線などのインフラ整備が進んだ。インスタントラーメンが普及したのもこの時期である。カラーテレビや冷蔵庫などの家電の普及率も高まった。
1950年代の日本は、ALWAYS三丁目の夕日の世界である。朝鮮戦争によって、戦争特需が始まった。高度成長がはじまったのもこのころである。アメリカ文化が数多く流入した。日本初のスーパーマーケット紀ノ国屋が登場したのもこのころである。テレビの本放送も…
39年に始まったヨーロッパの第二次世界大戦は、ドイツが優勢で始まった。40年にはフランスはドイツに降伏した。日本は、ドイツ・フランス戦に呼応する形でベトナムなどのアジアのフランス植民地へ侵攻した。
30年代の日本経済は、29年の世界大恐慌が不況下の日本に追い打ちをかけていた。そのような中、高橋是清が大蔵大臣(今の財務大臣兼金融庁長官)に就任。金本位制を取りやめ円安誘導による輸出拡大、財政出動を行い不況から脱した。しかし、イギリス・フラン…
第一次世界大戦後、世界的な戦争を嫌う世論が形成された。とくに当時の主要国イギリス、アメリカ、日本は議会の発言力が強くイギリス、アメリカはすでに普通選挙(財産による選挙権の制限がない選挙)が実施され、日本も25年に普通選挙法が成立していた。 こ…