10年単位100年単位でみる世界史まとめブログ

世界史を初めて学ぶ方のために、地域ごとに18世紀までは100年単位、19世紀以降は10年単位でまとめたブログです。わたしも世界史を勉強し始めたばかりなので一緒に勉強できればと思います。HPを開設しました。https://sekaishiotaku.com/

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

14世紀の日本 南北朝時代 太平記に描かれた鎌倉幕府の滅亡と南北朝の動乱

14世紀は、鎌倉末期と南北朝の時代である。太平記(ちなみに書かれたのは15世紀初頭)の舞台もこの時代である。 当時の武士は、困窮していた。モンゴル撃退に伴う戦費の負担と分割相続による収入の減少である。 武士の不平をみて、京都の後醍醐天皇は、再び…

13世紀の日本 鎌倉時代 素朴で質素な武家社会とモンゴル

13世紀は、鎌倉時代である。 当時の鎌倉幕府の役割は、武士の土地トラブルの訴訟の解決が大きかった。影響力も関東地方周辺に限定されていて、西国は京都の影響力が強く。東北地方は、奥州藤原氏独自の政権を築いていた。源頼朝は東北の奥州藤原氏を滅亡させ…

12世紀の日本 平安時代末期 戦乱により台頭する武士

おはようございます。sekaishiotakuです。 院政がすすみ、天皇と上皇(天皇を譲位して、政治に集中する)などの対立が生じ、多くの戦乱が生じた。保元の乱と平治の乱である。この対立では武士が活躍した。その結果、武士の発言力が大きくなった。 そこで登場…

今後のスケジュール

こんばんは、sekaishiotakuです。 世界史のブログといいながら、日本史の記事が続いております。これは、最も身近な日本の歴史を通じて世界史の知識を入れる入れ物を作っていきたいと思っています。タイトルを日本の歴史と記載しながら中国の歴史についても…

11世紀の日本 平安時代後期 源氏物語の完成と藤原道長の栄枯盛衰

末法思想がブームになる。仏教を信仰すれば、極楽浄土へ行けるという思想で、キリスト教の最後の審判に近い。ちなみに西ヨーロッパでもローマ教皇の影響力が大きくなり、十字軍が始まったのも11世紀末のことである。11世紀初頭に建てた藤原氏が建てた宇治の…

10世紀の日本 平安時代中期 源氏物語の舞台 賄賂と荘園で私腹を肥やす藤原一族

遣唐使が廃止された結果、日本独自の文化が形成された。それまでは、中国の騎馬民族のようなぴっちりした服装が正装とされていたが、十二単などのようなふわっとした服装が主流になった。また、寝殿造りという日本風の建築様式もこの時代に発達した。土佐日…

9世紀の日本 平安時代初期 東北出兵と仏教改革

9世紀~12世紀は平安時代と呼ばれていた。 794年に平安京(京都)に遷都を行った。ただ、政治体制は大きく変わっていない。このころになると唐は、8世紀の安史の乱で都長安が焦土と化した後、再建できずにいた。異民族の侵入(ウイグル人)や内乱(黄巣の乱)…

8世紀の日本 奈良時代 国際色豊かな奈良

日本の7世紀は奈良時代にあたる。 当時の中国は、唐の時代である。唐自体は国際色豊かでペルシアなどの影響を色濃く受けていた。 日本も遣唐使を頻繁に派遣し、唐の影響をかなり受けていた。唐の長安を見習って奈良に平城京をつくり遷都した。奈良時代にでき…

7世紀の日本 飛鳥時代 曹操の政策を手本にした聖徳太子、唐に敗北した中大兄皇子、唐のスタイルを取り入れた天武天皇・持統天皇

聖徳太子は、十七条憲法や魏の九品中正をもとにした役人の人事制度 官位十二階を作った。当時の日本外交の課題は、新羅に奪われた朝鮮半島の領地の奪還にあった。新羅包囲網として、当時の友好国の百済のほか、中国の新興国隋とも仲良くしたかった。中国を統…

6世紀の日本 飛鳥時代 仏教伝来と聖徳太子

当時、ヤマト政権は飛鳥(今の奈良県明日香市)に都をおいていた。そのため6世紀~7世紀を飛鳥時代と呼ばれる。当時、韓国の友好国の百済から仏教が伝わった。それ以前は八百万の神を信仰する神教が信仰されていた。神社が神教の施設であり、寺が仏教の施設…

5世紀の日本 古墳時代 巨大古墳と中国への朝貢を再開

日本各地で古墳が作られている。この時代になると古墳は巨大化し、世界最大級の王墓、大阪府の大仙古墳もこの時代に作られた。この時代には天皇を中心としたヤマト政権が成立している。ヤマト政権は、血縁関係で作られたグループの集合体であった。その血縁…

4世紀の日本 古墳時代 ベールに包まれた日本 鉄を求めて朝鮮半島へ

中国は異民族の侵入などでさらに戦乱が激しくなる。そのため日本からの遣使の記録は見当たらない。そのため、この時代は「空白の4世紀」と呼ばれている。この時代に天皇を中心としたヤマト政権が成立したものと思われる。 この時代、中国の領地であった朝鮮…

3世紀以前の日本 日本の成り立ち

大昔の日本は、ナウマン象などの獣を狩ったり、海で貝類を捕ったり、木の実を採ったりして生活をしていた。紀元前5世紀中頃、大陸から稲作技術が伝来すると、各地に集落ができた。この集落は次第に大きくなり「くに」になった。稲作により、食糧の保管ができ…

はじめまして、sekaishiotakuです。

初めまして、sekaishiotakuです。 初めてブログを書きます。 日記というよりは、個人的な世界史ノート代わりに使っていこうと思います。 普通の会社員ですので、専門家のような正確な知識は持ち合わせておりません。 入試レベルの知識を求めるようであれば、…