10年単位100年単位でみる世界史まとめブログ

世界史を初めて学ぶ方のために、地域ごとに18世紀までは100年単位、19世紀以降は10年単位でまとめたブログです。わたしも世界史を勉強し始めたばかりなので一緒に勉強できればと思います。HPを開設しました。https://sekaishiotaku.com/

11世紀 平安時代後期 源氏物語の世界

11世紀のビザンツ帝国 セルジューク=トルコと第一回十字軍

11世紀、東方正教会とローマ=カトリックは相互破門を実施した。そのような中、中東からセルジューク=トルコが侵攻。ビザンツ皇帝はローマ教皇に支援を求めた。そこで壇上したのが第1回十字軍であった。 詳細はこちら 11世紀のビザンツ帝国 セルジュークトル…

11世紀のイギリス ノルマン人がやってきた

11世紀、日本は平安時代後期。10円玉に描かれている宇治の平等院鳳凰堂が作られた時代である。 このころ、イングランドは大きな転換期を迎えていた。ノルマン人の侵入である。フランス貴族のノルマンディ公ウィリアムがイングランド国王になると、イングラン…

11世紀のインド ラージプート時代 分裂したインドにアフガンが攻めてくる。

11世紀、日本は平安時代後期。源氏物語の舞台となった時代である。 このころ、インドはヒンドゥー教国家が乱立していた。11世紀初頭、イスラム勢力のカズナ朝アフガンが全盛期を迎えた。これのカズナ朝が侵攻てきた。11世後半になると中国に宋王朝が成立。イ…

11世紀のロシア 農奴制の導入と分裂するキエフ公国

11世紀(1000年~)、日本では源氏物語が書かれた時代である。 そのころ、ロシアはキエフ公国の時代である。ウラディミル1世の最盛期である。ギリシア正教会に改宗。ビザンツ帝国との関係性を深めていた。

11世紀のペルシア セルジューク朝 スンナ派の救世主、セルジューク朝トルコ

11世紀、日本は平安時代後期。10円玉で有名な宇治の平等院鳳凰堂ができたのもこの時代。 そのころ、ペルシアは西側では、シーア派ペルシア人ブワイフ朝が支配していた。 一方、東部では2つのトルコ人国家が成立していた。 このトルコ人国家からセルジューク…

11世紀のフランス カペー朝 弱いフランス国王、強いイングランド国王、十字軍はじまる

11世紀、日本では紫式部が源氏物語を完成させた。 そのころ、フランスは、カペー朝の時代であった。とはいっても、地方は有力諸侯が支配していたため、国王の権威はほとんどなかった。 近隣諸国では、イングランドではノルマン朝が成立。ドイツ(神聖ローマ…

11世紀の中国 宋王朝 新興地主層がつくる中国らしい宋王朝

11世紀 日本の平安時代後期で、藤原一族の摂関政治が終わりを迎えつつあった。 この時代の中国は宋王朝の時代だあった。10世紀の五代十国の戦乱で、唐王朝期の門閥貴族が没落。新興地主層が台頭してきた。また、門閥貴族の没落は、皇帝権力を高めた。一方で…

11世紀の日本 平安時代後期 源氏物語の完成と藤原道長の栄枯盛衰

末法思想がブームになる。仏教を信仰すれば、極楽浄土へ行けるという思想で、キリスト教の最後の審判に近い。ちなみに西ヨーロッパでもローマ教皇の影響力が大きくなり、十字軍が始まったのも11世紀末のことである。11世紀初頭に建てた藤原氏が建てた宇治の…