1810年代の徳川幕府の日本は、徳川家斉の親政のもと化政文化と好景気を享受していた。そのころ日本海で商船がロシア人にとらえられる事件が発生。当時のロシアは、アレクサンドル1世のもとナポレオン戦争の真っ最中であった。
15年にナポレオン戦争が終結し、ヨーロッパに平和が訪れる。このころになると汽車が登場。産業革命により、経済力が出始める。世界初の産業革命を遂行したイギリスは、ナポレオン戦争の講和会議で、オランダからケープタウンやスリランカなどのアジア・アフリカの拠点を領有。インド交易の中心は、オランダからイギリスに移った。
このころ、伊能忠敬が日本地図を完成させ、杉田玄白がオランダの医学書の翻訳に成功した。