10年単位100年単位でみる世界史まとめブログ

世界史を初めて学ぶ方のために、地域ごとに18世紀までは100年単位、19世紀以降は10年単位でまとめたブログです。わたしも世界史を勉強し始めたばかりなので一緒に勉強できればと思います。HPを開設しました。https://sekaishiotaku.com/

1870年代 明治時代 文明開化

1870年代のギリシャ・トルコ ミドハト憲法と露土戦争

1870年代、日本は明治初期。岩倉使節団が欧米を訪れていたころである。 このころ、トルコでは、ミドハトがアジア初の憲法を作った。しかし、まもなくこれは停止された。そのような中、露土戦争が勃発した。

1870年代のイギリス グラッドストン自由党とディズレーリー保守党

1870年代、日本は明治時代。西郷隆盛が西南戦争で敗北。明治新政府の重鎮、大久保利通も暗殺された。 このころ、イギリスはヴィクトリア女王の黄金期である。政治面ではグラッドストン自由党とディズレーリー保守党の2大政党制の絶頂期である。グラッドスト…

1870年代のインド インド帝国の成立

1870年代、日本でいえば明治時代の初頭である。 このころ、インドはイギリスの植民地であった。このとき、ヴィクトリア女王がインド帝国の皇帝を兼任。インド帝国が成立した。 このころ、イギリスは、スエズ運河の買収に成功。また、第2次アフガン戦争が勃発…

1870年代のロシア ロマノフ朝 ロシア版三国干渉 ベルリン条約

1870年代、日本は明治時代。明治初期で幕末の雰囲気がまだ残っていたことである。 このころロシアは、クリミア戦争にリベンジマッチに燃えていた。77年にロシア=トルコ戦争に勝利。しかし、ロシアの地中海進出にイギリスなどが警戒。ベルリン会議が開かれて…

1870年代のペルシア カジャール朝 ロイター利権と第2次アフガン戦争

1870年代、日本は明治初期。ヨーロッパへの脅威を払拭するため富国強兵に努めていた。 このころのカジャール朝ペルシアも、日本同様ヨーロッパの脅威にさらされていた。ロシアとイギリスである。 カジャール朝ペルシアは、国王がイギリスに利権を渡すロイタ…

1870年代のフランス 第三共和制 普仏戦争とパリコミューン、露土戦争とビスマルク宰相

日本では、明治新政府による近代化政策をすすめる1970年代。 フランスでは、普仏戦争の敗戦で、ナポレオン三世が失脚。第三共和制が始まる。当初は、ボルドー臨時政府(産業資本家など)とパリコミューン(パリ市民)が対立。最終的には、パリコミューンは武…

1870年代の中国 清王朝 西太后 清王朝、日本の明治新政府と国交樹立

摂政になった西太后 1879年、清王朝はかつての朝貢国明治新政府と対等外交を結ぶくことになる。当時の清王朝は中央アジアのイスラム教の反乱で苦しんでいた。また、同治帝がなくなり、幼い光緒帝が即位。同治帝の后西太后が摂政となった。西太后は、洋務運動…

1870年代の日本 明治 職業軍人の武士からナポレオン型国民軍体制へ、

明治新政府の下、次々政治改革が行われる。中央集権化を進める廃藩置県。税制改革(地租改正)。徴兵制の導入などである。1800年代のナポレオン戦争で国民軍の強さが認められ、武士による職業軍人の世界から国民軍体制への移行が求められた。また、産業革命…