10年単位100年単位でみる世界史まとめブログ

世界史を初めて学ぶ方のために、地域ごとに18世紀までは100年単位、19世紀以降は10年単位でまとめたブログです。わたしも世界史を勉強し始めたばかりなので一緒に勉強できればと思います。HPを開設しました。https://sekaishiotaku.com/

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

1940年代の後半のイラン パフレヴィー朝 ソ連の脅威によって、親米路線にかじをきる。

45年、太平洋戦争が終わる。日本はGHQの占領下にあった。 当時のイランは、イギリス・ソ連の占領下にあった。戦後、テヘラン宣言に基づき独立を回復。イギリス軍は撤兵したものの、ソ連軍はそのまま居座り続けた。

10世紀のフランス カロリング朝 パリ伯、カペー朝を開く

10世紀、日本は平安時代中期、遣唐使が廃止。ひらがなや寝殿造りなどの日本独自に国風文化が花開いた。 このころのフランスは、まだ西フランク王国と呼ばれていた。北部ではノルマン人の海賊行為に悩まされていた。ローマ教皇は、東フランク国王オットー1に…

1950年代のイラン パフレヴィー朝 モサデク首相の石油国有化宣言

1950年代、日本は朝鮮特需に沸いていた。「ALWAYs 三丁目の夕日」の世界である。 国際的には、米ソ冷戦の真っただ中にあった。イランはその最前線にあった。その中でイランでは、モサデク首相がイギリスの石油プラントを国有化した。しかし、親米の皇帝派に…

11世紀のフランス カペー朝 弱いフランス国王、強いイングランド国王、十字軍はじまる

11世紀、日本では紫式部が源氏物語を完成させた。 そのころ、フランスは、カペー朝の時代であった。とはいっても、地方は有力諸侯が支配していたため、国王の権威はほとんどなかった。 近隣諸国では、イングランドではノルマン朝が成立。ドイツ(神聖ローマ…

1960年代のイラン パフレヴィー朝 イラン、皇帝による西洋化政策(白色革命)

1960年代、東京はオリンピックで盛り上がっていた。 そのころ、イランではパフレヴィー2世の改革を進めた。これにより経済力が付いた一方で、格差は拡大。また、反イスラム的な政策により、一部の国民から不満が高まった。 このころ、OPECが設立。60年のアフ…

12世紀のフランス カペー朝 十字軍前半戦 フィリップ2世とイングランド(アンジュー帝国)

12世紀、日本では平清盛や源頼朝など武士が活躍する。 このころのフランスは、十字軍の真っ最中である。一方で、フランス西半分はイングランド国王支配下になる。フランスは、十字軍とイングランドの両方と戦うことになる。

1970年代のイラク ホメイニ師 イラン革命で宗教色を高め、アメリカとの関係悪化

1970年代、日本では日中国交正常化や列島改造計画で有名な田中角栄首相の時代であった。 そのころの中東では、3つの新政権が樹立した。イランのホメイニ師政権。イラクのフセイン政権。アフガニスタンの共産主義政権である。 イランは、政権交代によりアメリ…

13世紀のフランス カペー朝 十字軍後半戦 モンゴルとルイ9世

13世紀はモンゴルの世紀である。日本では鎌倉時代で、この時元寇を受けた。 この13世紀、フランスでは十字軍が行われていた。13世紀前半、フィリップ2世がイングランドを追い出し現在のフランスが成立した。 13世紀後半になるとモンゴルがヨーロッパや中東へ…

1980年代のイラク ホメイニ師 イラン国際的に孤立し、イラン=イラク戦争勃発

80年代、日本はバブル経済に向かっていた。 その前年79年、2つの反米政権が樹立した。イランのホメイニ師のイラン=イスラム共和国とアフガニスタンの共産主義政権である。 80年代、イランとアフガニスタンは戦争状態になる。イランではイラン=イラク戦争。…

14世紀のフランス カペー朝 教皇のバビロン捕囚と百年戦争

14 世紀、日本では鎌倉時代から室町時代へ移行する時代である。この14世紀は、疫病が流行したため、経済は停滞した。 フランスも例外ではなかった。経済の停滞に加え、十字軍の失敗で困窮していた。14世紀に入ると、教会への課税を開始。これにより教皇のバ…

1980年代後半のイラン ホメイニ師 イラン=イラク戦争終結

80年代後半、日本は平成時代に入る。当時はバブルの絶頂期であった。世界に目を向けるとベルリンの壁崩壊で冷戦が終結する方向に向かっていた。 そのころのイランは、イラン=イラク戦争の真っ只中にあった。その戦争も89年に終結。同じ年、イランの最高指導…

15世紀のフランス ヴァロワ朝 百年戦争に勝利し国王の権力が高まる。

日本が室町時代だった15世紀。フランスは中世最後の戦い百年戦争に勝利。これによりフランスは王室の権威が高まり、国土も現在のフランスとほぼ変わらない状態になった。 15世紀末になると、大航海時代が始まりいよいよ近代に入っていく。このころ、フランス…

1990年代のイラン イラクのフセイン大統領、湾岸戦争で多国籍軍に攻められる。

1990年代、日本は平成に入ったばかりで、平成不況の真っ只中にあった。 このころ中東では湾岸戦争が起きていた。湾岸戦争は、イラク(イランの西)がアメリカなどの多国籍軍に攻められた事件である。当時、イランはイラン=イラク戦争に敗れ、ホメイニ師が亡…

16世紀のフランス ヴァロワ朝 ユグノー戦争でブルボン朝が成立

日本が戦国時代で織田信長や豊臣秀吉が活躍した16世紀。ヨーロッパは近代が始まった。大航海時代、ルネサンス、そして宗教改革である。 16世紀前半は、カール5世の大帝国の時代である。カール5世は、新大陸、スペイン、イタリア南部、ドイツとアジア地域以外…

2000年代のイラン 核開発疑惑で孤立化するイラン

9・11テロで始まった2000年代。アフガニスタン、イラク、イランそれぞれアメリカのブッシュ大統領(子)の攻撃を受けた。

17世紀のフランス ブルボン朝 ユグノーが支えた太陽王ルイ14世の絶対王政とヴェルサイユ宮殿

17世紀、日本では江戸時代の初期で、中国では清王朝が成立したころである。 17世紀のフランスは、16世紀末に成立したブルボン朝が貴族の権限を弱めて絶対王政を確立する時代である。それを支えたのがリシュリューとマザランである。 そのフランスが全盛期を…

2010年代のイラン イランVSサウジアラビア

現在のイランは、国際的に孤立している。その理由は、次回紹介する核開発疑惑とシリア内戦である。しかし、アラブの春やイラク戦争の影響で、中東諸国での発言力は高くなった。現在、中東の盟主の立場として、サウジアラビアとの対立を深めている。 一方、周…

18世紀のフランス ブルボン朝 太陽王ルイ14世の全盛期からフランス革命前夜まで

18世紀のフランスは、太陽王ルイ14世の全盛期からフランス革命までのブルボン朝崩壊の時期である。その崩壊の要因は度重なる戦争である。フランスは大陸で戦争を遂行しながら、北アメリカとインドでイギリスと戦争を行っていた。 18世紀のフランスを主要な戦…

イランの地理 イランってどこ?

4月からイランの歴史を取り扱っていきます。今回は、イランの地理と周辺諸国を取り扱っていきます。また、原則イランの歴史を取り扱っていきますが合わせて、イラク、クウェート、アフガニスタンの歴史も取り扱ってきます。

1790年代のフランス 5分でわかるフランス革命

フランス革命は、1789年7月14日のパリ市民がバスティーユ監獄を襲ったことから始まった。当初、フランス革命は、貴族への課税を求める貴族と農民の争いであった。革命は、瞬く間に加速した。ラ=ファイエットは人権宣言で所有権を認めた。ジロンド派は国王を…