10年単位100年単位でみる世界史まとめブログ

世界史を初めて学ぶ方のために、地域ごとに18世紀までは100年単位、19世紀以降は10年単位でまとめたブログです。わたしも世界史を勉強し始めたばかりなので一緒に勉強できればと思います。HPを開設しました。https://sekaishiotaku.com/

1910年代のペルシア カジャール朝 第一次世界大戦とイギリスロシアの分割統治

1910年代、世界は第一次世界大戦の真っただ中にあった。日本は、大戦景気を享受し、世界のリーダーの仲間入りを果たした。私はこの時が日本の全盛期と考える。

イランも、第一次世界大戦の影響を受けていた。

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6世紀のフランス メロヴィング朝 ユスティアヌス帝の地中海再統一

 5世紀、日本では仏教が伝わり、聖徳太子が摂政になった。
 このころのフランスなどの西ヨーロッパは、西ローマ帝国が崩壊。ゲルマン民族の国が乱立した戦乱期であった。そのような中、ビザンツ帝国(かつての東ローマ帝国)に英雄が現れる。ユスティアヌス帝である。

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1920年代のペルシア レザー=ハン、パフレヴィー朝皇帝に

 

 1920年代、第一次世界大戦が終わり、世界は平和を享受していた。特にアメリカが空前の好景気を迎えていた。一方、日本では、関東大震災を皮切りに長期不況が始まる。

 そのころのイランは、カジャール朝が風前の灯のような状況であった。

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7世紀のフランス メロヴィング朝 イスラム教の成立がフランスにどのような影響を及ぼしたか

7世紀、日本は飛鳥時代大化の改新が行われたころである。

 このころ世界では、預言者ムハンマドが神の啓示をうけた。イスラム教の始まりである。

 ヨーロッパでは、地中海を支配していたビザンツ帝国が急速に衰退。代わりに台頭してきたのがフランク王国などのゲルマン民族である。

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1930年代のイラン パフレヴィー朝 イラン版明治維新を進めるレザー=ハン皇帝

1930年代、世界は世界大恐慌で停滞していた。そのような中台頭したのがナチスドイツである。

 当時の中東は、アラブ民族主義が台頭していた。その背景には、宗主国イギリスの停滞があった。当時のイギリスは、世界大恐慌ナチスドイツの台頭に悩んでいた。

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8世紀のフランス カロリング朝 ムハンマド(イスラム教)なくしてシャルルマーニュ(カール大帝)なし

 8世紀、日本は奈良時代で奈良に大仏が建立された。奈良時代の文化は国際色豊かでとくにペルシア(イラン)の文化を色濃く受けている。

 そのペルシアは、アラブ帝国ウマイヤ朝の支配したにあった。当時のヨーロッパはウマイヤ朝の脅威にさらされていた。

 一方で、フランク王国メロヴィング朝は、分割相続で王権は衰退していた。そのたま、宮宰のカロリング家がカロリング朝を開いた。そして、カール大帝が戴冠をうける。

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1940年代前半のイラン パフレヴィー朝 第二次世界大戦中、テヘラン会談が行われる。

 1940年代前半、第二次世界大戦の真っただ中にあった。
 そのころにイランは、インドを支配するイギリスとイランの北の大国ソ連支配下にあった。そして、イランはソ連に物資を流入する重要な拠点であった。

 1943年、ソ連は、テヘランにて、イギリス・アメリカと会談に臨む

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