2019-05-07 9世紀のフランス カロリング朝 フランスの誕生 カール大帝とその孫たち フランス史 9世紀 平安時代初期 9世紀、日本は、平安初期。菅原道真公が遣唐使を廃止した時代である。 フランスの9世紀は、カール大帝の戴冠(800年)によって始まる。カール大帝の孫の世代になると相続争いが起こる。これによって、フランク王国は、フランス、ドイツ、イタリアに分裂した。一方で、このころからヴァイキングの活動が活発化する。 続きを読む
2019-04-26 1940年代の後半のイラン パフレヴィー朝 ソ連の脅威によって、親米路線にかじをきる。 イラン・ペルシア史 1940年代後半 戦後 45年、太平洋戦争が終わる。日本はGHQの占領下にあった。 当時のイランは、イギリス・ソ連の占領下にあった。戦後、テヘラン宣言に基づき独立を回復。イギリス軍は撤兵したものの、ソ連軍はそのまま居座り続けた。 続きを読む
2019-04-25 10世紀のフランス カロリング朝 パリ伯、カペー朝を開く フランス史 10世紀 平安時代中期 10世紀、日本は平安時代中期、遣唐使が廃止。ひらがなや寝殿造りなどの日本独自に国風文化が花開いた。 このころのフランスは、まだ西フランク王国と呼ばれていた。北部ではノルマン人の海賊行為に悩まされていた。ローマ教皇は、東フランク国王オットー1に戴冠。東フランク王国(ドイツ)と関係性を強める。そのような中、フランスではカペー朝が成立した。 続きを読む
2019-04-24 1950年代のイラン パフレヴィー朝 モサデク首相の石油国有化宣言 イラン・ペルシア史 1950年代 高度成長と冷戦のはじまり 1950年代、日本は朝鮮特需に沸いていた。「ALWAYs 三丁目の夕日」の世界である。 国際的には、米ソ冷戦の真っただ中にあった。イランはその最前線にあった。その中でイランでは、モサデク首相がイギリスの石油プラントを国有化した。しかし、親米の皇帝派によるクーデターでモサデク首相は失脚。イランは親米国家として進む。 一方で、イラクではイラク革命がおこり、反米政権が樹立。中東情勢は緊迫化した。 続きを読む
2019-04-23 11世紀のフランス カペー朝 弱いフランス国王、強いイングランド国王、十字軍はじまる フランス史 11世紀 平安時代後期 源氏物語の世界 11世紀、日本では紫式部が源氏物語を完成させた。 そのころ、フランスは、カペー朝の時代であった。とはいっても、地方は有力諸侯が支配していたため、国王の権威はほとんどなかった。 近隣諸国では、イングランドではノルマン朝が成立。ドイツ(神聖ローマ帝国)は叙任権闘争でローマ教皇と対立していた。 そのような中、十字軍は始まった。 続きを読む
2019-04-22 1960年代のイラン パフレヴィー朝 イラン、皇帝による西洋化政策(白色革命) イラン・ペルシア史 1960年代 高度成長期 1960年代、東京はオリンピックで盛り上がっていた。 そのころ、イランではパフレヴィー2世の改革を進めた。これにより経済力が付いた一方で、格差は拡大。また、反イスラム的な政策により、一部の国民から不満が高まった。 このころ、OPECが設立。60年のアフリカの都市と相まって多く石油産出国が独立。産油国の発言力が高まった。これが70年代の石油ショックにつながる。 続きを読む
2019-04-19 12世紀のフランス カペー朝 十字軍前半戦 フィリップ2世とイングランド(アンジュー帝国) フランス史 12世紀 平安時代末期 院政と平清盛 12世紀、日本では平清盛や源頼朝など武士が活躍する。 このころのフランスは、十字軍の真っ最中である。一方で、フランス西半分はイングランド国王支配下になる。フランスは、十字軍とイングランドの両方と戦うことになる。 続きを読む