10年単位100年単位でみる世界史まとめブログ

世界史を初めて学ぶ方のために、地域ごとに18世紀までは100年単位、19世紀以降は10年単位でまとめたブログです。わたしも世界史を勉強し始めたばかりなので一緒に勉強できればと思います。HPを開設しました。https://sekaishiotaku.com/

9世紀のフランス カロリング朝 フランスの誕生 カール大帝とその孫たち

9世紀、日本は、平安初期。菅原道真公が遣唐使を廃止した時代である。

 フランスの9世紀は、カール大帝の戴冠(800年)によって始まる。カール大帝の孫の世代になると相続争いが起こる。これによって、フランク王国は、フランス、ドイツ、イタリアに分裂した。一方で、このころからヴァイキングの活動が活発化する。

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1940年代の後半のイラン パフレヴィー朝 ソ連の脅威によって、親米路線にかじをきる。

45年、太平洋戦争が終わる。日本はGHQの占領下にあった。

当時のイランは、イギリス・ソ連の占領下にあった。戦後、テヘラン宣言に基づき独立を回復。イギリス軍は撤兵したものの、ソ連軍はそのまま居座り続けた。

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10世紀のフランス カロリング朝 パリ伯、カペー朝を開く

10世紀、日本は平安時代中期、遣唐使が廃止。ひらがなや寝殿造りなどの日本独自に国風文化が花開いた。

 このころのフランスは、まだ西フランク王国と呼ばれていた。北部ではノルマン人の海賊行為に悩まされていた。ローマ教皇は、東フランク国王オットー1に戴冠。東フランク王国(ドイツ)と関係性を強める。そのような中、フランスではカペー朝が成立した。

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1950年代のイラン パフレヴィー朝 モサデク首相の石油国有化宣言

 1950年代、日本は朝鮮特需に沸いていた。「ALWAYs 三丁目の夕日」の世界である。

 国際的には、米ソ冷戦の真っただ中にあった。イランはその最前線にあった。その中でイランでは、モサデク首相がイギリスの石油プラントを国有化した。しかし、親米の皇帝派によるクーデターでモサデク首相は失脚。イランは親米国家として進む。

一方で、イラクではイラク革命がおこり、反米政権が樹立。中東情勢は緊迫化した。 

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11世紀のフランス カペー朝 弱いフランス国王、強いイングランド国王、十字軍はじまる

11世紀、日本では紫式部源氏物語を完成させた。
 そのころ、フランスは、カペー朝の時代であった。とはいっても、地方は有力諸侯が支配していたため、国王の権威はほとんどなかった。

 近隣諸国では、イングランドではノルマン朝が成立。ドイツ(神聖ローマ帝国)は叙任権闘争ローマ教皇と対立していた。

そのような中、十字軍は始まった。

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1960年代のイラン パフレヴィー朝 イラン、皇帝による西洋化政策(白色革命)

1960年代、東京はオリンピックで盛り上がっていた。 

そのころ、イランではパフレヴィー2世の改革を進めた。これにより経済力が付いた一方で、格差は拡大。また、反イスラム的な政策により、一部の国民から不満が高まった。

このころ、OPECが設立。60年のアフリカの都市と相まって多く石油産出国が独立。産油国の発言力が高まった。これが70年代の石油ショックにつながる。

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12世紀のフランス カペー朝 十字軍前半戦 フィリップ2世とイングランド(アンジュー帝国)

 12世紀、日本では平清盛源頼朝など武士が活躍する。
  このころのフランスは、十字軍の真っ最中である。一方で、フランス西半分はイングランド国王支配下になる。フランスは、十字軍とイングランドの両方と戦うことになる。

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