10年単位100年単位でみる世界史まとめブログ

世界史を初めて学ぶ方のために、地域ごとに18世紀までは100年単位、19世紀以降は10年単位でまとめたブログです。わたしも世界史を勉強し始めたばかりなので一緒に勉強できればと思います。HPを開設しました。https://sekaishiotaku.com/

1970年代のイラク ホメイニ師 イラン革命で宗教色を高め、アメリカとの関係悪化

1970年代、日本では日中国交正常化や列島改造計画で有名な田中角栄首相の時代であった。

 そのころの中東では、3つの新政権が樹立した。イランのホメイニ師政権。イラクフセイン政権。アフガニスタン共産主義政権である。

 イランは、政権交代によりアメリカとの関係が急速に悪化した。アフガニスタン共産主義政権は、終息に向かっていた冷戦を再燃させた。

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13世紀のフランス カペー朝 十字軍後半戦 モンゴルとルイ9世

 13世紀はモンゴルの世紀である。日本では鎌倉時代で、この時元寇を受けた。

 この13世紀、フランスでは十字軍が行われていた。13世紀前半、フィリップ2世がイングランドを追い出し現在のフランスが成立した。 13世紀後半になるとモンゴルがヨーロッパや中東へも侵攻。イスラム軍も主力部隊がトルコ人となった。当時のフランス国王はルイ9世の時代である。

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1980年代のイラク ホメイニ師 イラン国際的に孤立し、イラン=イラク戦争勃発

80年代、日本はバブル経済に向かっていた。

  その前年79年、2つの反米政権が樹立した。イランのホメイニ師のイラン=イスラム共和国とアフガニスタン共産主義政権である。
 80年代、イランとアフガニスタンは戦争状態になる。イランではイラン=イラク戦争アフガニスタンでは、ソ連アフガニスタン侵攻である。

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14世紀のフランス カペー朝 教皇のバビロン捕囚と百年戦争

  14 世紀、日本では鎌倉時代から室町時代へ移行する時代である。この14世紀は、疫病が流行したため、経済は停滞した。

 フランスも例外ではなかった。経済の停滞に加え、十字軍の失敗で困窮していた。14世紀に入ると、教会への課税を開始。これにより教皇のバビロン捕囚も始まった。その後、中世最後の戦い英仏百年戦争が始まる。

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1980年代後半のイラン ホメイニ師 イラン=イラク戦争終結

 80年代後半、日本は平成時代に入る。当時はバブルの絶頂期であった。世界に目を向けるとベルリンの壁崩壊で冷戦が終結する方向に向かっていた。

 そのころのイランは、イラン=イラク戦争の真っ只中にあった。その戦争も89年に終結。同じ年、イランの最高指導者ホメイニ師が亡くなった。

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15世紀のフランス ヴァロワ朝 百年戦争に勝利し国王の権力が高まる。

 日本が室町時代だった15世紀。フランスは中世最後の戦い百年戦争に勝利。これによりフランスは王室の権威が高まり、国土も現在のフランスとほぼ変わらない状態になった。

 15世紀末になると、大航海時代が始まりいよいよ近代に入っていく。このころ、フランスはオーストリア神聖ローマ帝国)とのイタリア戦争が始まる。

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1990年代のイラン イラクのフセイン大統領、湾岸戦争で多国籍軍に攻められる。

 1990年代、日本は平成に入ったばかりで、平成不況の真っ只中にあった。

  このころ中東では湾岸戦争が起きていた。湾岸戦争は、イラク(イランの西)がアメリカなどの多国籍軍に攻められた事件である。当時、イランはイラン=イラク戦争に敗れ、ホメイニ師が亡くなったばかりであった。イランは湾岸戦争で中立の立場をとっていた。

 イランの北、カスピ海沿岸ではソ連が崩壊。アゼルバイジャントルクメニスタンなど多くの国が誕生した。また、イランの東のアフガニスタンではタリバン政権が成立した。

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