10年単位100年単位でみる世界史まとめブログ

世界史を初めて学ぶ方のために、地域ごとに18世紀までは100年単位、19世紀以降は10年単位でまとめたブログです。わたしも世界史を勉強し始めたばかりなので一緒に勉強できればと思います。HPを開設しました。https://sekaishiotaku.com/

14世紀のペルシア イル=ハン朝 ティムール モンゴル再興の夢を見る

14世紀、日本は元寇による不況で鎌倉幕府が滅亡。南北朝の戦乱期に入る。

世界的にも、ペストが流行、暗黒の中世を象徴する世紀であった。

このころ、ペルシアはモンゴル帝国支配下にあった。

14世紀のモンゴルは、分裂・衰退傾向にあった。
1370年、ティムールが登場。中東、ペルシア、中央アジアは再統一された。

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1980年代後半のロシア ソビエト連邦 ゴルバチョフ大統領 原発事故がソ連を崩壊させた。

1980年代後半、日本はバブル景気に沸いていた。
このころ、ソ連は大きな改革を進めていた。その要因となったのがチェルノブイリ原発事故であった。

88年、ゴルバチョフ書記長は、制限主権論を破棄。翌89年、東欧革命が始まった。その象徴がベルリンの壁崩壊である。

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15世紀のペルシア ティムール朝 ティムールの病死で永楽帝が命拾い

 15世紀、日本では室町時代金閣寺銀閣寺ができたころである。
 このころ、イランでは世界帝国が再興した。ティムール帝国である。
 西は、シリア・トルコから東は中央アジア・インドまでの大帝国の誕生である。

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1990年代のロシア ロシア連邦 エリツィン大統領 ソ連解体とロシア通貨危機

 1990年代、日本は平成時代に入った。このころ、バブル崩壊で景気は冷めきっており、就職氷河期を迎え、大手銀行や証券会社がつぶれるような時代であった。

 このころ、ロシアは大変革期を迎えていた。ソ連の解体である。ソ連の解体はいろいろなトラブルが生じた。保守派のクーデター、急速なインフレ。そして通貨危機である。日本以上に混乱の大きかった1990年代のロシアを見ていきましょう。

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16世紀のペルシア サファヴィー朝 ペルシア版織田信長 アッバース1世

16世紀、日本は戦国時代を迎えていた。この戦乱はアジア全域にわたっていた。この戦乱を勝ち抜いたのが17世紀の4大帝国、清王朝ムガル帝国サファヴィー朝オスマン帝国である。

16世紀のペルシアはティムール王国が滅亡し、サファヴィー朝が全盛期を迎える時代である。この全盛期に登場したのがアッバース1世である。

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2000年代のロシア ロシア連邦 プーチン大統領 強いロシア政策

 2000年代、9・11テロで世界は新たな時代を迎えていた。日本では、小泉純一郎ブームが起こっていた。

 そのような中、ロシアは新たなリーダーを迎えた。プーチン大統領である。

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17世紀のペルシア サファビー朝 アジア4大帝国の成立と「イスファハーンは世界の半分」

 17世紀、日本では、江戸幕府が成立。戦国の世が終わり泰平な時代が訪れた。

 そのころ世界では、アジアの4大帝国がでそろった。中国の清王朝、インドのムガル帝国、ペルシアのサファヴィー朝、トルコのオスマン帝国である。

 サファヴィー朝ペルシアは、17世紀初頭全盛期を迎える。アッバース1世の時代である。首都イスファハーンは「世界の半分」と呼ばれた。

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