2019-07-01 14世紀のペルシア イル=ハン朝 ティムール モンゴル再興の夢を見る イラン・ペルシア史 14世紀 南北朝時代 ペストなどの疫病が流行 14世紀、日本は元寇による不況で鎌倉幕府が滅亡。南北朝の戦乱期に入る。 世界的にも、ペストが流行、暗黒の中世を象徴する世紀であった。 このころ、ペルシアはモンゴル帝国の支配下にあった。 14世紀のモンゴルは、分裂・衰退傾向にあった。1370年、ティムールが登場。中東、ペルシア、中央アジアは再統一された。 続きを読む
2019-06-28 1980年代後半のロシア ソビエト連邦 ゴルバチョフ大統領 原発事故がソ連を崩壊させた。 ロシア史 1989年 平成元年 1980年代後半、日本はバブル景気に沸いていた。このころ、ソ連は大きな改革を進めていた。その要因となったのがチェルノブイリ原発事故であった。 88年、ゴルバチョフ書記長は、制限主権論を破棄。翌89年、東欧革命が始まった。その象徴がベルリンの壁崩壊である。 続きを読む
2019-06-27 15世紀のペルシア ティムール朝 ティムールの病死で永楽帝が命拾い イラン・ペルシア史 15世紀 室町時代 15世紀、日本では室町時代で金閣寺や銀閣寺ができたころである。 このころ、イランでは世界帝国が再興した。ティムール帝国である。 西は、シリア・トルコから東は中央アジア・インドまでの大帝国の誕生である。 続きを読む
2019-06-26 1990年代のロシア ロシア連邦 エリツィン大統領 ソ連解体とロシア通貨危機 ロシア史 1990年代 失われた10年 1990年代、日本は平成時代に入った。このころ、バブル崩壊で景気は冷めきっており、就職氷河期を迎え、大手銀行や証券会社がつぶれるような時代であった。 このころ、ロシアは大変革期を迎えていた。ソ連の解体である。ソ連の解体はいろいろなトラブルが生じた。保守派のクーデター、急速なインフレ。そして通貨危機である。日本以上に混乱の大きかった1990年代のロシアを見ていきましょう。 続きを読む
2019-06-25 16世紀のペルシア サファヴィー朝 ペルシア版織田信長 アッバース1世 イラン・ペルシア史 16世紀 安土桃山時代 織田信長と大航海時代 16世紀、日本は戦国時代を迎えていた。この戦乱はアジア全域にわたっていた。この戦乱を勝ち抜いたのが17世紀の4大帝国、清王朝、ムガル帝国、サファヴィー朝、オスマン帝国である。 16世紀のペルシアはティムール王国が滅亡し、サファヴィー朝が全盛期を迎える時代である。この全盛期に登場したのがアッバース1世である。 続きを読む
2019-06-24 2000年代のロシア ロシア連邦 プーチン大統領 強いロシア政策 ロシア史 2000年代 9・11 2000年代、9・11テロで世界は新たな時代を迎えていた。日本では、小泉純一郎ブームが起こっていた。 そのような中、ロシアは新たなリーダーを迎えた。プーチン大統領である。 続きを読む
2019-06-21 17世紀のペルシア サファビー朝 アジア4大帝国の成立と「イスファハーンは世界の半分」 イラン・ペルシア史 17世紀 江戸時代初期 17世紀、日本では、江戸幕府が成立。戦国の世が終わり泰平な時代が訪れた。 そのころ世界では、アジアの4大帝国がでそろった。中国の清王朝、インドのムガル帝国、ペルシアのサファヴィー朝、トルコのオスマン帝国である。 サファヴィー朝ペルシアは、17世紀初頭全盛期を迎える。アッバース1世の時代である。首都イスファハーンは「世界の半分」と呼ばれた。 続きを読む