15世紀、日本では室町時代で金閣寺や銀閣寺ができたころである。
このころ、イランでは世界帝国が再興した。ティムール帝国である。
西は、シリア・トルコから東は中央アジア・インドまでの大帝国の誕生である。
初代国王ティムールの遠征
オスマン帝国、マムルーク朝へ侵攻
98年 デリー=スルタン朝のインドへ侵攻
00年 中東、シリアへ侵攻
エジプトのマムルーク朝はこれにより衰退
1517年に滅亡
02年 オスマン帝国を滅亡寸前までもっていく(アンカラの戦い)
オスマン帝国のビザンツ帝国侵攻が止まる。
07年 中国明王朝侵攻直前で病死
1398年 靖難の役(永楽帝のクーデター)
明王朝への報復戦の好機
しかし、明王朝への進軍の前に病死
シャー=ルフ、明王朝の永楽帝と使節を交換
09年に即位
ヘラートへ遷都
アフガニスタン西部のヘラートに遷都
サマルカンドは息子のウルグ=ベクに任せる
平和外交
明王朝永楽帝と使節の交換が行われる。
鄭和もティムール朝のホルムズ島を訪れている。
ウルグ=ベク、サマルカンドに天文台を作る
47年に即位
トルコ=イスラーム文化
サマルカンドに天文台
モスク(イスラム寺院)、マドラサ(学校)
ミニチュアール(細密画)
→ 16世紀のオスマン帝国へ引き継がれる
その後のティムール朝
69年 ティムール朝分裂
サマルカンド(中央アジア)
ヘラート(イラン、アフガニスタン)
次回予告
「14世紀のペルシア ティムール朝 ティムール、モンゴル帝国の再興にチャレンジ」
このころの日本は
このころのフランスは
このころの中国は