10年単位100年単位でみる世界史まとめブログ

世界史を初めて学ぶ方のために、地域ごとに18世紀までは100年単位、19世紀以降は10年単位でまとめたブログです。わたしも世界史を勉強し始めたばかりなので一緒に勉強できればと思います。HPを開設しました。https://sekaishiotaku.com/

5世紀の中国 南北朝時代 北魏が華北を統一。江南では貴族文化が花開く。

5世紀の日本は、各地で巨大古墳が作られた。また、このころ南朝朝貢を行っていた。

そのころの中国では、華北五胡十六国の戦乱が終わり、北魏華北を統一。漢化政策を進めるとともに、各地に石窟寺院が作られた。
一方、江南では、短命王朝が続いていたが、貴族文化(六朝文化)が花開いた。

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6世紀の中国 魏晋南北朝時代 戦乱の北魏、貴族社会の南朝、そして隋王朝が統一

 6世紀の日本は、仏教が伝わった時代である。
 このころの中国は南北朝時代がつづいていた。北朝北魏は、軍人と文官が対立。軍人がクーデターを起こす。再び分裂し戦乱の世に戻る。一方、南朝は引き続き短命王朝が続いていた。一方で平和な時代が続き六朝文化が花開いた。589年北朝の隋が南北朝を統一。
 このころ北方騎馬民族の世界では、トルコ系騎馬民族突厥が登場する。

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1910年代のフランス 第三共和政 バルカン問題と第一次世界大戦

 ヨーロッパは、イギリスを中心とする三国協商とドイツを中心とする三国同盟に分かれていた。しかし、アジア・アフリカの植民地化が完了し、戦争の火種を消えたかと思われた。しかし、新たな問題が生じた。バルカン問題である。この地をめぐり、オーストリアとロシアが対立。これが第一次世界大戦につながった。
 第一次世界大戦は、総力戦となった。植民地の物資が仕えたフランスはなんとか勝利した。しかし、ロシアは物資の不足からロシア革命が発生。社会主義国となった。
 ヴェルサイユ条約第一次世界大戦講和条約)では、敗戦国ドイツなどに対し厳しい対応をとった。

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7世紀の中国 隋王朝から唐王朝 国際色豊かな長安と唐王朝

7世紀、日本は飛鳥時代に当たる。
このころ、中国は、隋王朝が滅亡し、唐王朝が成立した。唐王朝は、科挙を行う一方で、門閥貴族を優遇した。都の長安は、ペルシア人や日本人も闊歩し、国際都市になっていた。唐王朝期の文化も国際文化豊かな文化となった。

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1920年代のフランス 第三共和制 右派の強硬外交路線から左派政権の協調外交路線へ

第一次世界大戦の反省から、海軍の軍縮交渉が行われた。
フランスでは、ポワンカレの右派政権が成立していた。ドイツに対しては強硬外交を実施。ルール占領はその一環である。しかし、国際的な批判を浴びて、退陣。
左派勢力が政権を担うようになる。外交は国際協調路線に転換した。このまま平和外交路線が進むものと思われた。
しかし、29年アメリカで世界大恐慌が起こる。

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8世紀の中国 唐王朝後期 楊貴妃とイスラム教が唐王朝を衰退させる。

 唐王朝は、財政難にあった。玄宗皇帝は、節度使制度を導入した。これにより、事実上封建制度が復活した。8世紀半ばになると、節度使による反乱やイスラム国家の侵攻でさらに衰退した。8世紀後半になると税制を改革。均田制は事実上崩壊した。

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