2019-07-10 1950年代のロシア ソビエト連邦 フルシチョフ書記長 朝鮮戦争とスターリン批判 ロシア史 1950年代 高度成長と冷戦のはじまり 1950年代、日本はサンフランシスコ講和条約で独立を回復した。自由民主党ができたのもこのころである。 そのころ、ソ連は冷戦の真っただ中にあった。しかし、53年スターリンが亡くなると冷戦は沈静化した。 しかし、フルシチョフ書記長のスターリン批判を受け、東欧諸国が反ソ暴動。ソ連は武力介入で鎮圧した。これにより、冷戦は新たな時代を迎えた。 続きを読む
2019-07-09 11世紀のペルシア セルジューク朝 スンナ派の救世主、セルジューク朝トルコ イラン・ペルシア史 11世紀 平安時代後期 源氏物語の世界 11世紀、日本は平安時代後期。10円玉で有名な宇治の平等院鳳凰堂ができたのもこの時代。 そのころ、ペルシアは西側では、シーア派ペルシア人ブワイフ朝が支配していた。 一方、東部では2つのトルコ人国家が成立していた。 このトルコ人国家からセルジューク朝トルコが独立。オリエント世界を再び統一する。 続きを読む
2019-07-08 1960年代のロシア ソビエト連邦 ブレジネフ書記長 キューバ危機と食糧問題 ロシア史 1960年代 高度成長期 1960年代、日本は高度成長期を迎え、アジア初の東京オリンピックを開催した。 このころ、ソ連はフルシチョフ書記長が指導していた。冷戦は過激さを増していた。そのような中起きたのがキューバ危機である。これにより冷戦は沈静化(雪解け)に向かった。 しかし、63年にソ連で大凶作が発生。フルシチョフ書記長は退陣。 ブレジネフ書記長が就任すると、チェコスロヴァキアで民主化運動(プラハの春)が始まる。ブレジネフ書記長は軍事力を用いてこれを鎮圧した。 続きを読む
2019-07-05 12世紀のペルシア 群雄割拠の時代 イラン・ペルシア史 12世紀 平安時代末期 院政と平清盛 12世紀、日本は平清盛など武家が中央政界に進出時代である。 11世紀に勢力を伸ばしたセルジューク朝が衰退していく時代である。中国からは女真族(金)に敗れた北方騎馬民族契丹族(遼)が西からは十字軍とエジプトが攻めてくる時代である。 続きを読む
2019-07-04 1970年代のロシア ソビエト連邦 ブルジネフ書記長 停滞と軍縮 ロシア史 1970年代 低成長期 1970年代、日本は日本赤軍のテロが相次いだ。高度成長期も終わり、オイルショックなどで景気は悪化傾向にあった。 続きを読む
2019-07-03 13世紀のペルシア イル=ハン国 チンギス=ハンのユーラシア大陸統一 イラン・ペルシア史 13世紀 鎌倉時代 モンゴルの世紀 13世紀はモンゴルの世紀である。日本では、源頼朝が登場した鎌倉時代である。 このブログでは、前半はチンギス=ハンの中央アジアの商業都市の侵攻を、後半ではフラグの建国した中東のイル=ハン国を見ていく。 続きを読む
2019-07-02 1980年代前半のロシア ソヴィエト連邦 ブレジネフ書記長 新冷戦 ロシア史 1980年代 バブル経済 1980年代前半、日本は70年代の停滞期を乗り越えバブル経済へ向っていく時代であった。 この時期、米ソは新たな段階を迎えていた。70年代、軍縮に向かって進んでいた。79年のソ連のアフガニスタン侵攻によって展開は変わった。新冷戦期に入る。 一方、ブルジネフ書記長が亡くなると、長期政権の弊害が顕在化した。そして、若き改革派ゴルバチョフ書記長が誕生した。 続きを読む