10年単位100年単位でみる世界史まとめブログ

世界史を初めて学ぶ方のために、地域ごとに18世紀までは100年単位、19世紀以降は10年単位でまとめたブログです。わたしも世界史を勉強し始めたばかりなので一緒に勉強できればと思います。HPを開設しました。https://sekaishiotaku.com/

1820年代のペルシア カジャール朝 ペルシア版不平等条約 トルコマンチャーイ条約

 1820年代、日本は徳川家斉の治世。好景気に沸き、化政文化が花開いた。
 このころ、カジャール朝ロシア帝国に敗戦。ペルシア版不平等条約 トルコマンチャーイ条約を締結する。これにより、カジャール朝はヨーロッパに対し治外法権を認めたほか、多額の賠償金を負った。これが、ペルシアの半植民地化の始まりとなった。
 

 

ペルシア版不平等条約、トルコマンチャーイ条約

 26年 ロシアと戦争

 ロシア帝国にうばわれたカフカス地方奪還を目指す。
 当時、ロシア帝国はデカブリストの乱で弱っていた。
 イギリスの支援を受ける

28年 トルコマンチャーイ条約

 ロシアに治外法権
  → 1843年 虎門賽追加条約 (清王朝アヘン戦争
  → 1858年 日米通商修好条約(日本)
 (カフカス地方)東アルメニアの割譲
 カスピ海のロシア軍艦の独占航行権
 多額の賠償金
   → カジャール朝は一貫して財政難
   → ヨーロッパから資金調達。イギリスなどに頭が上がらない。

 カジャール朝は、イギリスなど他の西欧列強とも不平等条約を締結。
 イギリス・ロシアの半植民地に
 ロシアの従属化 → ロシアの支援でアフガンへ侵攻

このころのロシアは  ~デカブリストの乱~

 21年 ギリシア独立戦争
    オスマン帝国との黒海地中海をめぐる戦いが始まる

 21年 アラスカ獲得

   25年 ニコライ1世即位
       冷徹な専制主義者
  アレキサンドル1世の反動強権政治を継承

 25年 デカブリストの乱
  ナポレオン戦争で活躍した青年将校の反乱
   ニコライ1世の即位に反対 
   18年から始まる、アレクサンドル1世の反動強権政治
   → 英仏のような立憲国家建設を目指す。
     ナポレオン戦争でイギリス・フランスの立憲政治を知る
  このあと、知識階級による社会主義勢力が台頭

 26年 カジャール朝ペルシアと戦争

 28年 カジャール朝ペルシアに勝利 → トルコマンチャーイ条約

 

このころのイギリスは ~カトリック優遇政策

 カトリック教徒の多いアイルランドへ配慮した政策
  イギリスはプロテスタントイギリス国教会
   審査法廃止、カトリック教徒解放法

 20年 ジョージ4世即位
  大酒のみで健康状態が悪く、あまり政治に干渉しなかった。

 カニング外交
  トーリー党(保守党)リヴァプール伯爵内閣
  小ピットの下で政治を学ぶ
  カトリック優遇政策をとったため、党内から批判を浴びる。
  そのため、自由党の穏健派と連携をとった。

次回予告

1810年代のペルシア カジャール朝 ロシア帝国アゼルバイジャンを割譲」

 

このころの日本は 

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このころのヨーロッパは 

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このころの中国は 

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