1980年代前半、日本は学生運動の時代が終わり、バブル景気へ向っていた。
そのころ、インドは
国民会議派、インディラ=ガンディ首相政権に返り咲く
インディラ=ガンディは、ネルー首相の娘。77年に汚職問題で辞任していたが、80年総選挙に勝利。首相の地位に返り咲く。このころ、国際関係も改善された。中国とは国境交渉が行われた。また、ソ連のブレジネフ書記長もインドを訪れいている。
シク教徒、インディラ=ガンディを暗殺
80年代にはいり、インダス川上流部のバンジャーブ地方でシク教徒が自治権をもとめて運動を開始した。これに対し、84年、インディラ=ガンディがインド軍を差し向け武力鎮圧した。しかし、同84年、インディラ=ガンディは、シク教徒によって暗殺された。
バングラデシュで、軍事政権
80年、バングラデシュで軍事クーデター。10年間の軍事独裁が続いた。エルシャド政権である。90年の民主化でエルシャド大統領は退陣した。
このころの日本は
訪印したブレジネフ書記長とは