ベトナムは、半島部に東側にあり、南シナ海に面している。中国と国境を接している。
紀元前1世紀~10世紀までの1000年間中国の支配下にあった。10世紀唐王朝が滅亡すると、独自の王朝が成立した。1860年代、フランスのナポレオン三世が進出。フランスの保護国になる。第二次世界大戦後、フランス、アメリカと戦い。社会主義政権が成立。1986年、
紀元前2世紀 漢王朝の武帝がベトナムを征服
以降1000年の間、ベトナムは中国の支配下に入る。
紀元前1世紀
紀元後1世紀 王莽のクーデターの混乱で漢王朝から多くの学者が流入
王莽のクーデター時に反乱を起こすも
光武帝がクーデターを納めるとベトナムの反乱も鎮圧される。
中部ベトナムに南部に扶南王朝が成立
2世紀 五賢帝時代のローマ帝国の使者と名乗る人物がベトナムを訪問
このころ、中部では海洋国家チャンパーが漢王朝が独立
3世紀 三国時代に入ると呉の支配下にはいり、以後南朝の圧政に苦しむ。
4世紀
5世紀
6世紀 中国の南朝の圧政に対して反乱を起こすが、中国を統一した隋が鎮圧
南部扶南王朝が、カンボジア(クメール人)に征服される。
7世紀 唐王朝が都護府を設置
8世紀 唐王朝の圧政に対し、フゥン兄弟が反乱を起こす。
阿倍仲麻呂が都護府に就任
9世紀 雲南省の南詔国の支配下にはいるも再び唐の支配下に
10世紀 五胡十六国の混乱期に独立、短命王朝が続く
11世紀 最初の長期政権李朝が成立、宋に朝貢を行う。
12世紀 李朝、金の侵略で弱まった宋に朝貢を行い続ける。
13世紀 陳朝が成立。南ベトナムのチャンパーと連携してモンゴル軍を撃退。
14世紀 陳朝、南チャンパーを攻めるも、飢饉によって衰退
15世紀 明王朝の永楽帝の支配をうけるが、その後黎朝(後黎朝)が成立
南のチャンパーを征服
16世紀 黎朝、家臣の私兵により内戦状態に入る。
17世紀 私兵による内戦は、北部の鄭氏と南部阮氏の2大勢力の対立になる。
18世紀 南北対立は休戦するも、南部(阮氏)で西山3兄弟が建国。
西山3兄弟がベトナムを再統一。
1800年代 西山党の反乱に敗れた阮氏の残党がフランス人の支援により阮朝が成立。
清王朝に服属
1810年代 阮朝、律令制を導入
1820年代 阮朝、第2代皇帝、明命帝が即位、フランスとの交易をやめる。
1830年代 阮朝、中央集権化を進め、キリスト教を禁止する。
1840年代 アヘン戦争下、カンボジアを併合
1850年代 宣教師殺害問題をきっかけに、フランス軍が攻めてくる
1860年代 ナポレオン三世のフランスに敗北
1870年代 清の援軍をうけながら、フランスと交戦
1880年代 フランスの保護国になる。清仏戦争
1890年代 フランス領インドシナ、ラオスを併合
1900年代 日露戦争に勝利した日本へ多くの知識人が留学(トンズー運動)
1910年代 第一次世界大戦期に、阮朝国王を中心にフランスからの独立運動をするも
失敗
1920年代 戦乱期の中華民国の広東で、ホーチミンが
ベトナム青年同志会を結成。
1930年代 ホーチミンがインドシナ共産党
1940年代 第二次世界大戦、フランスがナチスドイツの支配下に
ベトナムにはナチスドイツの同盟国の日本軍が進駐
大飢饉が発生
日本敗戦後に、フランスに対してインドシナ戦争を起こす。
1950年代 インドシナ戦争が休戦。北部にホーチミンの共産党政権
南部にアメリカの支援を受けた反共政権が成立。
1960年代 南ベトナムの共産党系の反政府組織による内乱から
ベトナム戦争が始まる。アメリカ民主党ジョンソン大統領が
北爆を開始。
1970年代 ベトナム戦争停戦。カンボジア内戦のため、カンボジアと交戦状態になる。
中国と国境紛争が起こる。
1980年代 ドイモイ政策 (経済民主化政策)がはじまる。
1989年 1986年から始まったドイモイ政策(経済の民主化)を行いつつ、
カンボジアから撤兵
1990年代 ASEAN、APECに加盟。中国、アメリカとの国交回復
2000年代 WTOに加盟
2010年代 南シナ海の南沙諸島、西沙諸島の領有権で中国と領土問題を抱える。