10年単位100年単位でみる世界史まとめブログ

世界史を初めて学ぶ方のために、地域ごとに18世紀までは100年単位、19世紀以降は10年単位でまとめたブログです。わたしも世界史を勉強し始めたばかりなので一緒に勉強できればと思います。HPを開設しました。https://sekaishiotaku.com/

東南アジアの歴史 2日目 カンボジアの歴史

2日目は、カンボジアの歴史です。3世紀ごろから海上貿易で栄え、12世紀には全盛期を迎える。しかし、その後は、東のベトナムや西のタイの侵攻に耐え続ける。18世紀半ば、ナポレオン3世のフランスがベトナムに侵攻するとフランスの保護国になる。第二次世界大戦が終わると、ほかの東南アジア諸国同様、独立。シハヌーク国王の王国になる。しかし、ベトナム戦争を機にどこの国を味方するかで内戦状態になる。ポル=ポト派もこの内戦の一派閥であった。1990年代には内戦状態を脱し、現在に至る。

 

1世紀 扶南王国成立
2世紀
3世紀 中国とインドのとの海上貿易で栄える。
4世紀
5世紀
6世紀 真臘(しんろう)がおこる。
7世紀 真臘、扶南王国を併合
真臘がタイ南東部まで平定
8世紀
9世紀 アンコール朝が成立
10世紀 五胡十六国の混乱を機に独立したベトナムの侵攻を受ける。
11世紀
12世紀 アンコール朝全盛期、世界遺産アンコールワット建設
13世紀 アンコール朝、元やタイのアユタヤ朝と戦う。
14世紀
15世紀 タイのアユタヤ朝によって、首都アンコールが陥落
16世紀 大航海時代で日本やポルトガルとの交易が始まる。
17世紀 タイやベトナム阮氏から侵攻をうける
      日本町が各地にできる。
18世紀 タイとベトナム両国に隷属するような状態。
1800年
1810年
1820年
1830年
1840年アヘン戦争下でベトナムカンボジアに侵攻
1850年フランス軍ベトナム侵攻
1860年代 タイ、イギリスからの独立を守るため
             ナポレオン三世のフランスの保護国
1870年代 フランス、産業資本家中心の第三共和制へ移行
     一時、パリ=コミューンで社会主義政権が成立。
1880年フランス領インドシナ連邦成立清仏戦争
1890年代 露仏同盟が成立。中国分割が始まる。
1900年代 英仏協商が成立。
1910年代 第一次世界大戦
1920年
1930年代
1940年代 第二次世界大戦、日本軍進駐
                第二次世界大戦シハヌーク国王、独立宣言
1950年代 インドシナ戦争後のジュネーブ条約でフランス独立を承認
1960年代 シハヌークは、ベトナム戦争では反米の立場をとった。
1970年代 親米ロン・ルノ政権
                  反米のシヌハーク国王を追放。(シハヌークは北京に亡命)
                中国が支援するポルポト
     ソ連ベトナムが支援するヘン=サムリン政権
     順に成立し内戦状態になる。
1980年代 ベトナムが支援するヘン=サムリン政権と
     ポルポト派などの反政府組織との間で内戦状態が続く
1989年 ベトナム軍撤兵
1990年代 ポルポト派抜きの総選挙
               この選挙に対して日本政府は初めてPKOを派遣
     王党派と旧ヘン=サムリン政権の連立政権が成立。
          シハヌーク国王のカンボジア王国が復活
     内戦により、旧ヘン=サムリン政権側のフン=セン政権成立。
     ASEANに加盟
2000年代 シハモニ国王が誕生、WTOに加盟
2010年代 シハモニ国王、フンセン首相体制が続く