10年単位100年単位でみる世界史まとめブログ

世界史を初めて学ぶ方のために、地域ごとに18世紀までは100年単位、19世紀以降は10年単位でまとめたブログです。わたしも世界史を勉強し始めたばかりなので一緒に勉強できればと思います。HPを開設しました。https://sekaishiotaku.com/

紀元前5世紀のフランス 共和政ローマ 貴族共和政から平民の参政権の拡大

 紀元前5世紀、中国では儒教の祖孔子が誕生。中東ではペルシア戦争が起きていた。

 そのころ、共和政ローマはまだ都市国家であった。貴族による共和政がおこなわれていたが、これに対し平民が反乱。平民の参政権が拡大した時代であった。

 

 

 

聖山事件で平民の権限が拡大

 94年 聖山事件
  平民(プレブス)の参政権、借金の棒引き、土地の再分配を求めた平民の反乱

  借金の棒引きされ、債務奴隷は解放された。

 平民(プレブス)とは

  中小農民や商工業者
  イタリア統一戦争では重装歩兵として活躍

 平民会 → 平民のみによる国会

  94年、聖山事件で成立
  設立当初は平民にしか適用されない。
  国法(貴族にも適用)にするには元老院の承認が必要

 護民官元老院コンスルに拒否権をもつ

  94年(聖山事件)でできた役職
  平民会で選出
  定員、2名 → 49年、10名に増員
  有名な護民官 紀元前4世紀 リキニウス、セクスティウス
         紀元前2世紀 グラッスス兄弟

 十二表法 → 成文化した法律(それまでは当時の気分で判断)

   94年(聖山事件)に編纂開始
   50年完成
   これにより、平民も法律を知ることになる。
   法の前では、貴族と平民は平等

 カヌレイヌ法 平民と貴族の結婚OK

  45年に成立
  これにより、結婚で平民が貴族になる道ができた。

オリエント(中東)では、ペルシア戦争が勃発

  00年 ペルシア戦争が始まる。
    アケメネス朝ペルシアとギリシアの戦争
    当時、アケメネス朝ペルシアはダレイオス1世の全盛期
    オリエント(中東)の大部分を支配していた。
    当時、アケメネス朝ペルシアはフェニキア人を保護していた。

  49年 ギリシアペルシア戦争でアケメネス朝ペルシアに勝利。
     地中海の制海権ギリシアが持つようになる。
     しかし、ギリシアは内乱により衰退。

 

次回予告

「紀元前6世紀のフランス 共和政ローマ 共和政ローマの成立」

 

このころの中国は 

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