10年単位100年単位でみる世界史まとめブログ

世界史を初めて学ぶ方のために、地域ごとに18世紀までは100年単位、19世紀以降は10年単位でまとめたブログです。わたしも世界史を勉強し始めたばかりなので一緒に勉強できればと思います。

センター試験の過去問解いてみた。2019年本試験 3A

 明けましておめでとうございます。sekaishiotakuです。

 

 問1

下線部①(アメリカ合衆国)の経済について述べた文として最も適当なものを選べ

第一次世界大戦の影響で、債権国から債務国に転じた。

× → 第一次世界大戦の影響で、債務国から債権国に転じた。

② 革新主義の影響で、企業の独占が促進された。

× → 革新主義の影響で、企業の独占が抑制された。

テネシー川流域開発公社(TVA)の設立で、雇用の拡大が図られた。

〇 → 世界大恐慌後の丸まる政策のことである。

アメリカ=イギリス戦争(米英戦争)の影響で工業化が抑制された。

× → アメリカ=イギリス戦争(米英戦争)の影響で工業化が促進された。

問2

下線部②(独立)について述べた文として正しいものを選べ

モザンビークが、イタリアから独立した。

ギリシアオーストリアから独立した。

× → ギリシアオスマン帝国から独立した。

1820年代のギリシャ独立戦争は、東方問題のきっかけとなった戦争。ここからロシアVSオスマン帝国の戦いが本格化する。

③ 黎朝が、明軍を破って独立した。

シンガポールは、インドネシアから独立した。

× → シンガポールは、マレーシアから独立した。

シンガポールマレー半島(マレーシア)の先端部であることを思い出してください。

問3

下線部③()に関連して、次の文章は、1920年代から30年代にかけてのイギリスの経済政策について述べたものである。また下のグラフは、その時期のドイツとカナダからのイギリスの輸入額を示したものである。文章中の空欄にいれる語と、グラフ中のカナダを示す折れ線aまたはbの組み合わせとして正しいものを選べ

 世界恐慌に直面したイギリスは、イギリス連邦経済会議<オタワ連邦会議>)を開いて、経済ブロックの形成を推進した。これによって、ブロック加盟国との貿易が活発化する一方、列強間の経済的対立は激化し、後の世界大戦の一因ともなった。

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 a ーカナダ、b-ドイツ

 イギリスのブロック経済の話をしていることがわかれば、「イギリス連邦経済会議」が当然出てくるはず。

 イギリス連邦経済会議が世界恐慌(29年)の2年後に開かれたこと、文中の連邦加盟国がカナダで、経済的に対立した列強がドイツとわかれば、31年から増加しているaがカナダ、31年に急落したのがドイツと分かる。