50年代、日本は独立を回復。朝鮮戦争を機に高度成長期が始まろうとしていた。
50年代初頭のアメリカは、危機に陥っていた。40年代の終わりごろ、ソ連が核実験に成功。さらに中華人民共和国が成立した。強気の東側陣営は、冷戦第2Rを仕掛けてきた。朝鮮戦争である。
50年代半ば、ソ連のスターリン書記長が亡くなると朝鮮戦争は休戦した。米ソ冷戦は沈静化の方向に向かっていた。しかし、ソ連が人工衛星の打ち上げに成功すると、再び冷戦が激化した。おなじころ、中米で社会主義化の動きも活発化した。60年米ソ冷戦最大の危機を迎える。キューバ危機である。
この50年代を指揮したのは、共和党のアイゼンハワー大統領である。このころ、反ソ運動が活発化した。いわゆる赤狩りである。また、黒人世別問題も表面化したのもこのころである。
ただ、経済面では好景気をむかえ、50年代の繁栄と呼ばれた。
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