10年単位100年単位でみる世界史まとめブログ

世界史を初めて学ぶ方のために、地域ごとに18世紀までは100年単位、19世紀以降は10年単位でまとめたブログです。わたしも世界史を勉強し始めたばかりなので一緒に勉強できればと思います。

1820年代のオスマン帝国 ギリシャ独立戦争

 1820年代、日本は江戸時代後期。家斉バブルで化政文化が花開いていた。

 このころ、オスマン帝国ではバルカン半島独立運動に苦慮していた。ギリシャ独立戦争である。

 

これまでのオスマン帝国

 オスマン帝国は、20年代ギリシャ独立戦争、30年代のエジプト=トルコ戦争を通じてヨーロッパの強さを身に染みて感じた。そのため40年代から西洋化政策(タンジマート)を始めた。

 今回は、20年代ギリシャ独立戦争を見ていきます。

 

ギリシャ独立戦争

 ギリシャは、オスマン帝国支配下にあった。オスマン帝国は宗教の自由を認めていた。そのため、ギリシャ人は、ギリシャ正教会東方正教会)を信仰していた。

 21年、ギリシャは、政治の自由と経済の自由を求めて独立運動を開始した。

 このとき、オスマン帝国は最大の失敗を犯した。東方正教会(コンスタンチノーブル)のトップを報復として殺害してしまった。これにより、ヨーロッパ各地が義勇兵が集まり、独立運動は激化した。さらに24年にドラクロワが描いた「キオス島の惨劇」はヨーロッパのギリシャ独立支援に拍車をかけた。

 また、10年代のイギリスで交通革命が起きている。風力を用いない上記船が登場し、オスマン帝国に対して圧倒的な軍事力の差を示した。

神聖同盟

 10年代のウィーン会議で成立した同盟。ロシア皇帝アレクサンドル1世の提唱で成立した。現代でいる国際連合に当たる組織である。ヨーロッパの大部分の国が参加した。

 神聖同盟は、独立運動に反対の表明をした。その理由はオーストリアにあった。当時、オーストリア多民族国家であった。そのため、オスマン帝国は他人事ではなかった。しかし、これに待ったをかける国があった。それはバルカン半島に関心の高いロシアではなく、イギリスであった。イギリスは19世紀の産業革命で世界最大の工業国となっていた。そのため自由な市場を求め、各地の独立運動を支援していた。

五国同盟

 10年代のウィーン会議で成立した強国4か国(のちに5か国)の同盟。現代でいう常任理事国に相当する世界の指導者集団。参加国は、イギリスとロシア、オーストリアプロイセン(ドイツ)、フランスの5か国である。

 22年のスペイン立憲革命に、フランスが軍事介入。

ムハンマド=アリーの活躍

 この戦争では、ナポレオン戦争で活躍した外国人傭兵隊長ムハンマド=アリーが活躍した。この戦争により、ムハンマド=アリーはギリシャ総督となった。

 

ロンドン会議

 ギリシャの独立とセルビア自治がみとめられた。この時、ベルギー(南ネーデルランド)の独立が容認された。