10年単位100年単位でみる世界史まとめブログ

世界史を初めて学ぶ方のために、地域ごとに18世紀までは100年単位、19世紀以降は10年単位でまとめたブログです。わたしも世界史を勉強し始めたばかりなので一緒に勉強できればと思います。HPを開設しました。https://sekaishiotaku.com/

1世紀のインド クシャーナ朝の成立

 紀元前1世紀、インドは分裂状態にあった。そのような中、中央アジアからクシャーナ朝が侵入。クシャーナ朝が成立した。

 

 

前回の復習 クシャーナ朝の全盛期

 2世紀のインドは南北に分裂ししていたが、互いに大いに繁栄していた。北のクシャーナ朝と南のサータヴァーハナ朝である。
 今回は、クシャーナ朝の成立を、次回はサータヴァーハナ朝の成立を見ていきます。

クシャーナ朝の成立

 クシャーナ朝は、1世紀、中央アジアの大月氏から分裂した国である。クシャーナ朝は、漢王朝ローマ帝国を結ぶシルクロードを押さえたことで大いに栄えた。

 

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 このころのローマ帝国

 

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 隣国ペルシアは

 

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 大月氏は、イラン系遊牧民族で、黄河上流域に拠点を置いていた。しかし、紀元前3世紀、匈奴の敗れ中央アジアに進出した。紀元前2世紀、漢王朝武帝から同盟の誘いがあったが成立はしなかった。その後、大月氏は分裂。その1つがクシャーナ朝となった。

この頃の中国は