森友・加計問題はなぜ問題か?
立憲民主党は、森友・加計問題の追及を公約に掲げている。では、この問題はなぜ重要なのであろうか。それはそのために税金が使われている。それを実感したのが定額給付金の問題である。
定額給付金の支給は、スムーズに支給できなかった。その理由は、システムの問題といわれ、デジタル庁の設置につながった。しかし、私はこの問題は、それでは解決できないと思っている。それは委託先の選定の問題と考えます。
同じ政策を実施するにしても80%中抜きする企業が入れば、政策効果は5分の1に下がる。定額級金の支給についても委託先企業が適切であったかどうかは諸派を含めたその議論にはなっていない。
現代社会において、すべての政策には企業がかかわっている。それをよく理解しているのが自民党である。自民党はそれを利用して、知り合いの企業に利益供与を行っている。野党の皆様には、ぜひそのあたりを追及してほしいと思っている。