1930年代、世界恐慌の真っただ中にあった。しかし、社会主義国になったソ連は世界恐慌の影響を受けなかった。
世界恐慌による失業率の増大、普通選挙(納税額によらない議会選挙)による労働者の増大は、各国共産党を躍進させた。これは時の政権にとって厄介な存在となった。
ソ連は、これら各国共産党との連携を深めた。
29年10月 世界恐慌
アメリカと資本関係がないソ連は影響を受けず。
28年からの第1次5か年計画を粛々と達成。
いっぽうで、世界恐慌の影響から、世界各国で共産党勢力が躍進
世界恐慌 → 失業者の増大 → 失業者は資本家恨む
→ 資本家を敵視する共産党を支持
ドイツ、ナチ党が躍進
ナチ党と共産党が議会で躍進
ナチ党 ← イギリスが支援
共産党 ← ソ連が支援
32年07月 (ドイツ)ナチ党、第1党になる
33年01月 (ドイツ)ナチ党ヒトラー内閣が成立
→ フランス、ナチ党に警戒し、ソ連に急接近
フランスでは、左派政権が成立
33年02月 (ドイツ)国会議事堂放火事件で共産党を一斉検挙
33年03月 (ドイツ)全権委任法
33年03月 日本、国際連盟を脱退
33年10月 ドイツ、国際連盟を脱退
34年08月 ドイツ、ナチ党ヒトラー、総統(首相兼大統領)になる
フランス、ソ連の支援する共産党が連立与党に入る。
35年05月 仏ソ相互援助条約
35年07月 コミンテルン第7回大会
36年 フランス、人民戦線内閣が成立
社会党を中心とした内閣で、ソ連の支援する共産党も参加
ソ連 VS ナチスドイツ スペイン内戦
36年03月 ナチスドイツ、ラインラント進駐
36年07月 スペイン内戦
ソ連が支援する人民戦線 VS ナチスドイツが支援する保守派フランコ将軍
37年11月 日独伊三国防共協定
次回予告
「1920年代のロシア ソビエト連邦 スターリン書記長 レーニンの死」
このころ日本は