東南アジアの歴史 5日目 マレーシア(マレー半島とスマトラ島)の歴史
マレーシアは、諸島部の西側である。半島部と陸続きのマレー半島と半島の西側はインドネシアのスマトラ島に当たる。マレー半島とスマトラ島の間にはマラッカ海峡があり、インドから中国に向かう際の交通の要所である。そのため、ここを支配するものがインド洋を支配することになる。
ここでは、シュリーヴィジャヤ王国、イスラム教マラッカ王国が成立。
16世紀には、マラッカはポルトガル領になり、その後オランダ領になる。19世紀には、マレー半島はイギリス領、スマトラ島はオランダ領になった。第二次世界大戦後は、イギリス領はマレーシアとして、オランダ領はインドネシアとして独立。現在に至る。
7世紀 シュリーヴィジャヤ王国が建国
マレー半島、スマトラ島、ブルネイ島まで広がる
唐の僧侶、義浄がインドからの帰国時に一時滞在。
8世紀
9世紀
10世紀
11世紀
12世紀
13世紀 中国の元王朝フビライハンが東南アジア各国に遠征
このころイスラム教が伝わる
14世紀 ジャワ島に成立したヒンドゥー教国マジャパヒト王国が成立
14世紀末、マレー半島にイスラム教マラッカ王国が成立。
15世紀 永楽帝期の鄭和の南海遠征により、マラッカ王国は明王朝に朝貢を始める。
マラッカ王国、イスラム教を国教とする。
16世紀 ポルトガルマラッカ海峡を支配。
イスラム教国アチェ王国が成立。
17世紀 オランダ、ポルトガルを駆逐し、マラッカを占領、スマトラ島支配を広める。
18世紀 イギリス、スマトラ島に軍事拠点を設ける。
1800年代
1810年代 イギリス、シンガポールを買収
1820年代 アンボイナ事件後の英蘭協約で
マレー半島はイギリス、スマトラ島はオランダ領になる。
1830年代 イギリス、錫鉱山開発とゴムのプランテーションを始める。
1840年代
1850年代
1860年代
1870年代 インドにインド帝国が成立。イギリスヴィクトリア女王の直轄地になる。
1880年代 第三次ビルマ戦争でビルマがインド帝国に併合
1890年代 イギリス領マレー連合州が成立。
1900年代
1910年代 第一次世界大戦
1920年代
1930年代
1940年代 第二次世界大戦期、マレー海戦で日本軍が占領
第二次世界大戦後 イギリス軍と独立戦争を開始
1950年代 マラヤ連邦が成立
1960年代 マレーシア連邦が成立。
中国人移民が多いシンガポールが、マレーシア連邦から独立。
1970年代 5.14事件(民族衝突)でラーマン首相が辞任。
1980年代
1990年代 アジア通貨危機で変動相場制へ移行
2000年代
2010年代 マハティールが再び首相になる。