10年単位100年単位でみる世界史まとめブログ

世界史を初めて学ぶ方のために、地域ごとに18世紀までは100年単位、19世紀以降は10年単位でまとめたブログです。わたしも世界史を勉強し始めたばかりなので一緒に勉強できればと思います。HPを開設しました。https://sekaishiotaku.com/

2000年代の中国 中華人民共和国 胡錦涛 北京オリンピックと四川大地震

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北京オリンピック


 2002年、江沢民総書記の引退を受けて胡錦涛氏が中国共産党の総書記の地位に就いた。胡錦涛総書記は、急速な経済成長を実現し、2008年北京オリンピックを開催した。

  2000年代の中国は、大規模な自然災害にも見舞われた。2003年、感染症SARSが流行した。また、2008年の北京オリンピックの直前には、四川大地震が起きた。

 経済成長は、中国全体に豊かさをもたらす一方で、経済成長の負の面も顕在化した。安定成長の実現。中国共産党員の汚職問題。都市と農村の経済格差。そして環境汚染である。

 また、中国共産党反日教育の影響と小泉純一郎靖国参拝問題で、2005年反日デモが中国各地で起こった。これらのデモは、一部暴徒化し、日本大使館や日本進出企業を襲うようになった。ただ、この反日デモの裏側には格差問題への批判として、豊かさの象徴として日本が標的にされたことも否定できない。
 また、経済発展の影響でチベット自治区新疆ウイグル自治区漢民族流入が起こっている。これらのエリアで民族問題が勃発した。

そのころ日本は

 

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