10年単位100年単位でみる世界史まとめブログ

世界史を初めて学ぶ方のために、地域ごとに18世紀までは100年単位、19世紀以降は10年単位でまとめたブログです。わたしも世界史を勉強し始めたばかりなので一緒に勉強できればと思います。HPを開設しました。https://sekaishiotaku.com/

イギリス史

1810年代のイギリス ナポレオン戦争に勝利し、イギリスは清王朝へ向かう

1810年代、日本は江戸時代後期。浮世絵で有名な化政文化の絶頂期であった。 このころ、ヨーロッパでは、ナポレオン戦争が終結。ウィーン体制がが成立した。

1820年代のイギリス カニング外交でオーストリアと対立

1820年代、日本は江戸時代後期。化政文化が花開いたころで、浮世絵などが書かれたのがこのころである。 このころ、ヨーロッパはナポレオン戦争後のつかの間の平和を享受していた。このころ、イギリスでは、ナポレオン戦争で活躍したトーリ党ジェンキンソン首…

1830年代のイギリス ホイッグ党グレイ首相の第一回選挙法改正

1830年代、日本は江戸時代後期。化政バブルの時代が終わり、寛政の大飢饉が発生していた。大塩平八郎の乱がおこったのもこのころである。 このころ、イギリスでは選挙法改正がおこなれた。これにより資本家(工場経営者)にも参政権が与えられた。外交では、…

1840年代のイギリス じゃがいも飢饉で保守党が分裂

1840年代、日本は江戸時代後期。天保の改革が行われたころで、遠山の金さんが活躍した時代である。 このころ、イギリスがアジアに攻めてきた時代である。

1850年代のイギリス パックス=ブリタニカ パーマストン首相とクリミア戦争

1850年代、日本は幕末。ペリーが来航したころである。アメリカは、イギリスがクリミア戦争を行っている最中をついてペリーを派遣したのである。 このころ、イギリスは、パックス=ブリタニカが始まったころである。アヘン戦争に勝利して、イギリスの覇権がユ…

1860年代のイギリス パックス=ブリタニカ 都市労働者に参政権

1860年代、日本では大政奉還が行われ、江戸時代が終わった。ちなみに、70年代に岩倉使節団が欧米を回ったが、イギリスで岩倉使節団を迎えたのは、自由党のグラッドストンである。 世界情勢としては、アメリカでは南北戦争が勃発。フランスではナポレオン3世…

1870年代のイギリス グラッドストン自由党とディズレーリー保守党

1870年代、日本は明治時代。西郷隆盛が西南戦争で敗北。明治新政府の重鎮、大久保利通も暗殺された。 このころ、イギリスはヴィクトリア女王の黄金期である。政治面ではグラッドストン自由党とディズレーリー保守党の2大政党制の絶頂期である。グラッドスト…

1880年代のイギリス グラッドストン自由党とアフリカ分割

1880年代、日本は明治時代。国会が開設されたころである。このころ、日本ではノルマントン号事件が発生。イギリスと領事裁判権をめぐる交渉がこのころから始まった。 この時期、帝国主義の舞台はアフリカに移った。その象徴がアフリカ=コンゴ会議である。イ…

1890年代のイギリス 3つの論点、労働者問題とアイルランド問題と植民地戦争

1890年代、日本は明治時代。このとき、日本は日清戦争に勝利した。 イギリスは、日清戦争の結果をみて、アジアでのパートナーを清王朝から日本の明治政府へ切り替えた。このイギリスでは、

1900年代のイギリス 日露戦争の勝利で英露関係が大幅に改善。

1900年代、日本は日露戦争の勝利に沸いていた。この勝利によって、日本は関税自主権を回復した。その時、日本を裏で支援していたのがイギリスであった。 イギリスは、日本、フランス、ロシアと同盟や協商が成立。これにより、ドイツVSイギリスの第一次世界大…

1910年代のイギリス VSドイツ 第一次世界大戦

1910年代、日本は大正時代。世界は第一次世界大戦の真っただ中にあった。 前半では、イギリスとドイツの植民地政策の比較を見ていく。後半では、第一次世界大戦の影響として、イギリスの三枚舌外交と普通選挙制への流れを見ていく。

1920年代のイギリス 世界の中心はロンドンからニューヨークへ

1920年代、いわゆる戦間期。戦間期は、世界恐慌前の20年代と世界恐慌後の30年代に分けられる。このころ、日本は関東大震災などの影響で長期の不況に入っていた。 このころ、イギリスは第一次世界大戦に勝利をしたものの大きな損害を受けた。その中で台頭して…

1930年代のイギリス 世界恐慌とブロック経済

1930年代、世界各国は世界恐慌の対応に追われていた。このような中、台頭したのがナチスドイツである。このことが第2次世界大戦につながる。 このころ、イギリスは広大な植民地を持っていた。そのためこの広大な植民地を生かした保護貿易を行った。これがブ…

1940年代前半のイギリス チャーチル首相と第二次世界大戦

1940年代前半の第二次世界大戦をイギリスの視点で見ていきましょう。 第二次世界大戦は、イギリス・アメリカを中心とした連合国。ドイツ・日本を中心とした枢軸国。そして、キャスティングボードを握ったソ連である。この3つの陣営の対立で構築される。第二…

1940年代後半のイギリス アトリー労働党内閣 「ゆりかごから墓場まで」

1940年代後半、第二次世界大戦直後。イギリスはどのように立ち回ったのだろうか。 ベルリンが陥落した直後の総選挙で労働党政権が復活した。アトリー内閣である。アトリー内閣は社会主義型政策を進めていった。

1950年代のイギリス チャーチル首相とスエズ戦争(第二次中東戦争)

1950年代、日本は朝鮮戦争特需で戦後復興を成し遂げた。GHQからの独立を果たしたのもこのころ。政治面では自民党と社会党の55年体制が確立した。 このころ、イギリスは第二次世界大戦を勝利に導いたチャーチル氏が再び党首になった。この後保守党政権が続く…

1960年代のイギリス イギリス病不況とアフリカの年

1960年代、日本は高度成長期にわいていた。東京オリンピックが開催されたのもこのころである。 このころ、イギリスは高福祉政策によって、不況に入っていた。1960年代~1970年代のイギリス病不況である。

1970年代のイギリス イギリス病不況がEC加盟に結び付く

1970年代、日本は高度成長期がおわり、低成長期に入った。これは日本だけでなくアメリカやヨーロッパでも起こっていた。 イギリスも例外ではなかった。しかし、イギリスは60年代から低成長期に入っていたこの60年から70年の低成長期をイギリス病という。70年…

1980年代のイギリス、「鉄の女」サッチャー首相とは?

1980年代、日本はバブル経済に向かってた。当時の中曽根首相は、JRやJTなどの国有企業の民営化政策を次々行った。また、ロンヤスに象徴されるほど日米関係は強硬なものであった。 その80年代、イギリスに女性首相が誕生した。保守党のサッチャー首相である。…

1980年代後半のイギリス サッチャー首相とベルリンの壁崩壊

1980年代後半、日本は平成時代が始まり、バブル経済が崩壊した。 このころ、ヨーロッパも大転換期を迎えていた。89年革命(東欧革命)である。東欧の社会主義国で次々革命が発生した。その象徴が、ベルリンの壁崩壊である。 イギリスでは、「鉄の女」と呼ば…

1990年代のイギリス ブラウン首相、EU加盟に揺れる

1990年代、日本は平成時代。バブル崩壊から始まる不況期に入っていった。 このころ、イギリスの首相は、保守党のブラウン首相が務めていった。

2000年代のイギリス ブレア首相とイラク戦争

2000年代は、9・11当時多発テロという悲劇的な事件で始まった。日本では小泉首相ブームで沸いていた。 そのころ、イギリスは、ブレア労働党政権下にあった。ブレア首相は積極的にアメリカを支援した。 ブレア首相を引き継いだのは、ブラウン首相である。しか…

2010年代のイギリス(UK) EU離脱問題(ブレグジット)

今回から、イギリス史編を始めます。 現在、2010年代のイギリスは大きな問題を抱えている。EU離脱問題である。 今回は、EU離脱問題を通して、現在のイギリスの状況を解説していきます。